そしてマズイなこれは、と実感したのは面接官の最初の一言に。
普通、どんな就職面接でも足を運んできたことに対しての軽いお礼の言葉が出てきます。ほんのわずかな雨でも 『悪天候の中を恐れ入ります』 と言うのは最低限の礼儀です。まして今日は台風、しかもH市からはるばる早起きして来たと言うのに。それに対するねぎらいの言葉は一切ナシ。それだけでもう帰っちゃおうかと思ったりしましたが、そこは私もいい歳なので大人気ない言動はせず、ひたすら低姿勢(?)で臨んだわけですが…。
結論から言えばここは不採用で、履歴書職務経歴書、自己PRが全部まとめて送り返されて来ました。ずいぶん意地悪な質問が多かった、経歴を見て 『ずいぶん能力を活用されてきたようですね』 とか言ったり 『こちらのお年寄りの方言は聞き取れますか?』 とか言ったり。あのねぇ私も一応同居してるんですけど。もう4年も暮らしているんですけど。
でも不採用の理由は自分でも分かっております。ミスマッチなのです。能力うんぬんとかより(この強気な態度は何?笑)まず職場にマッチするか。それが私に欠けていたのでしょう。実はこの面接、元同僚も一緒に受けたので私より後の面接時間に来る彼女に傾向と対策&JR状況を電話した際も、どうも手ごたえかなり悪いので私はダメだろう、と話したのですが、帰って来た彼女のメールにも感じ悪かった、とありました。誰にでもそういう態度らしいです、あそこは。
これで私の中のNPO団体のイメージはドーンと悪くなりました。関係者の皆様には申し訳ありませんが、あんな態度で協力しろと言われても何もやる気はおきませんでございますよ。と夫に怒りをぶちまけると、そういう態度だから不採用になるんだろう、といつもの台詞を言われました…。
しかしこの面接で考えがかなり変わりました。どうせ働くなら役に立つ、と言われる職場で働きたいものです。そして…永久就職へと続きます。