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人のセックスを笑うな*山崎ナオコーラ

hitono.jpg19歳のオレは美術専門学校の講師である39歳のユリと恋に落ちた。歳の離れた2人の交錯する想い。2人はどこへ向かうのだろうか。  『文芸』 掲載を単行本化。第41回文芸賞受賞、第132回芥川賞候補作。
(山崎ナオコーラ)1978年福岡県生まれ。国学院大学卒業。本作で文芸賞を受賞。 主な著書に 『浮世でランチ』 『指先からソーダ』 『カツラ美容室別室』 など。

つまりコレは 『磯貝くんの苦しい若い恋愛を笑うな』 というタイトルですね。
巷で評価を受けているほど私はこの小説に感銘を受けなかったのですが(感覚が若くないということか?)、ユリの猪熊さんに対する想いは淡白を装って本当は熱いみたいだし、磯貝くんはユリに惹かれたというより、自分を好きだと言ってくれるユリの感情が心地よかっただけなのでは?と思うんだけど…。

えんちゃんの位置付けもハッキリしないし、むしろ映画化でユリを美人でくったくのない永作さん、えんちゃんを儚い雰囲気の美少女の蒼井優ちゃんに作り上げたという方が、ストーリーとして納得できてしまう、というか。
映画はどう仕上がったのか観てみたい。

評価:(5つ満点)
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Comment

原作読んでませんが

  • さつき
  • 2008-04-10 17:38
  • edit
映画は観てみたいなあと思っている作品です。

永作さんとケンイチ君が見たいだけとの話も
ありますが

恋愛って苦しいですよね・・・私だけかな?
苦しいだけじゃないけど、大部分がそんな
感じです。

AKMさんはどうでしょう?

ご一緒に

  • AKM
  • 2008-04-10 21:05
  • edit
映画行きましょう。
本は読まなくてもいいと思います(スミマセン山崎さん)。
映画は原作とはだいぶ設定が違うみたい。
映画で表現されているユリ(永作さん)は
いい感じのような気がします。

恋愛かぁ…(遠い目)。
以前読んだ唯川恵氏の本で
『結婚して良かったこと?そりゃあもう、
 恋愛しなくていいことよ。』
とあり、深くうなづいてしまいました。

そう、恋愛はキツイです。
しかし上野千鶴子氏の本で
『愛した想い出は、たくさんある方がいい』
とありました。別れが辛くともいつかは想い出となり、
それが人生を豊かにしてくれるそうです。
これまた深く、うなづいてしまいました。

と30代女子、語り合う

ぜひご一緒に

  • さつき
  • 2008-04-14 16:52
  • edit
映画楽しみにしていますね

確かに結婚すると恋愛とは別物になりますね・・
友情のような??同士のような??
前はそんな関係が寂しく感じる時期もありましたが、この頃は私にはそのくらいの距離感が丁度良いのかなとか思ったりしています。

でも、過去の経験が今の自分を作っていると思うと大切に思えますよね。
人は辛い時に一番成長するようなので。。私も少しは成長してるのかな

今度ゆっくりお話したいですねえ
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DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
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