色の三元素の解説コーナーなどとても面白かったのですが、そういう科学的な視点で見ようとするとこれまた純粋に絵を楽しめないことにも気付きました。その辺は非常に難しいですね。音楽の授業と一緒で、純粋に演奏を楽しむのではなくどこが盛り上がりかとか効果音は何かとか意識してると、何が何だか分からなくなります。今回の展示は特にそういう 『科学的な視点』 をポイントにしているため苦労しましたが、何とか視点を切り替える努力をしつつ、見て来ました。
印象派、はそれまでの絵画は写実的でなければならない、という流れに初めて逆らった、一つの大きなターニングポイントだったそうです。それまではレンブラントとかのように、絵画というのは人物をあたかも生きているかのごとく写実的に描くものだ、というのが主流だったところへ、感性のままに光と影を描こうとした印象派の画家達。芸術はいつの時代も、難解なものですね。
ゴッホが一点しかなく残念でしたね。と話したら、皆さん同じ感想を言ってました。常設展を見る余裕がなくそのままショップへ走り、またショップ内をグルグル回ってしまいました。ここのショップ、とても楽しいのです。うちの近くにこのショップがあれば、プレゼント購入とかに活用しまくりなのになぁ。ポストカードや展覧会の栞をいくつか買いました。
なかなか自分で運転してここまで来られないので、こういう研修旅行(という名の遠足)に期待しています。っと来年は私達の学年が企画らしいです!大変だわこりゃ。