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光を描く印象派展

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ドイツを代表する印象派コレクションで知られるヴァルラフ・リヒャルツ美術館は、所蔵する印象派絵画を4年かけて科学的に調査、赤外線や顕微鏡などを使った調査の結果、絵画が描かれた場所、画材、下描きの方法、絵の具の塗り方などが次々と明らかにされた。この研究成果と印象派コレクションを紹介する展覧会。青森県立美術館5周年を記念した特別展示。

9月、通信大学のレポートが月末締切という怒濤の月間でありましたが、行ってきました県立美術館。高校PTAの研修旅行です。自分が観たいものであれば何でも参加してしまいます。県立美術館もお隣にある三内丸山遺跡も初めて、というお母さん方が案外多く、みんなで楽しく行ってきました。それにしても初めてという方はやはり県内でも足を伸ばせないほど遠いということですよね…。

貴重なコレクションの数々のため、展示室内の気温はかなり低めに設定されており、皆さんと一緒に私もブランケットを借り肩からかけて回りました。今回は初めて解説音声(500円のヘッドフォン付けるの)を聴きましたが、あれはもしかするとない方がいいかもしれません。というのも音の情報と文字の情報が、一度には理解できないんです。私には向かないことが分かりました。

評価:(5つ満点)

色の三元素の解説コーナーなどとても面白かったのですが、そういう科学的な視点で見ようとするとこれまた純粋に絵を楽しめないことにも気付きました。その辺は非常に難しいですね。音楽の授業と一緒で、純粋に演奏を楽しむのではなくどこが盛り上がりかとか効果音は何かとか意識してると、何が何だか分からなくなります。今回の展示は特にそういう 『科学的な視点』 をポイントにしているため苦労しましたが、何とか視点を切り替える努力をしつつ、見て来ました。

印象派、はそれまでの絵画は写実的でなければならない、という流れに初めて逆らった、一つの大きなターニングポイントだったそうです。それまではレンブラントとかのように、絵画というのは人物をあたかも生きているかのごとく写実的に描くものだ、というのが主流だったところへ、感性のままに光と影を描こうとした印象派の画家達。芸術はいつの時代も、難解なものですね。

ゴッホが一点しかなく残念でしたね。と話したら、皆さん同じ感想を言ってました。常設展を見る余裕がなくそのままショップへ走り、またショップ内をグルグル回ってしまいました。ここのショップ、とても楽しいのです。うちの近くにこのショップがあれば、プレゼント購入とかに活用しまくりなのになぁ。ポストカードや展覧会の栞をいくつか買いました。

なかなか自分で運転してここまで来られないので、こういう研修旅行(という名の遠足)に期待しています。っと来年は私達の学年が企画らしいです!大変だわこりゃ。

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木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
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名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
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