いいことしてるハズなのにその善意がムダになるかもしれない。実際のボランティア活動としてどんなことが求められているのか、善意はきちんと求める相手に届いているのか。その仕組みを考える。中高生にも取り組みやすいボランティア活動ガイドも掲載。
(田中優)1957年東京都生まれ。未来バンク事業組合理事長、日本国際ボランティアセンター、足温ネット理事などを務める。著書に 『世界から貧しさをなくす30の方法』 『戦争って、環境問題と関係ないと思ってた』 など。
もうちょっと突っ込んだ内容を期待してましたが、14歳の世渡り術シリーズということで中学生向きだからそこまで文句言っちゃいけませんね。
ボランティア、とはタダ働きの意味ではない。自発的に行う、という意味である。とか、さりげなく人の役に立つとはどういうことか。とか、正規の仕事を人件費を削るためにボランティアに請け負わせるのは間違っている!などところどころ頷ける部分が多くありました。正規の仕事→ボランティアのところなんて、司書などと例に挙げられていて、全くその通り!
また中学生向けということで、大人がボランティアをすると嫌味になることでも中高生がやりたいと大人に声を上げて欲しいボランティアもある、などそういう視点もあるのか。と目からウロコでした。グローバルなボランティア、身近な地域ボランティアと色々あるけれども一番大切なことは
『続けること』 。その通りですね。肝に銘じてすべての活動を続けるべく、頑張ります。
評価:



(5つ満点)
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