警視庁占拠!特命係の一番長い夜
警視庁本部内で人質籠城事件が発生。人質は各部の部長ら幹部12名。現場の会議室は機動隊と特殊捜査班SITに完全包囲されるが、犯人からは何の要求も無く動機は不明。時間だけがただ過ぎていく。いち早く事件に気づいた特命係の神戸尊と杉下右京らは鑑識米沢らの協力を得てある奇策に出る。この事件は裏にはある過酷な真実があった。
2011初映画は相棒。今更相棒シリーズにハマる私…本当に人様より3年~流行に乗り遅れてますが、面白いものは面白い。だからいいのです。
水谷さん(といえば熱血時代だ!)のエキセントリックな右京さんも、ちょっとおマヌケな相棒ミッチーもどちらも好きなんですが、何と言っても犯人像の描き方が毎回ちょっとじゃなくて結構ひねってあるところが、本当に面白いです。某ミステリー作家(誰?笑)の最後の最後で大ドンデン!という読者のこれまでの(我慢して読み続けてきたという)努力を裏切るようなひねりではなく、本当に爽やかなひねり。うーんTV朝日まだまだやれます。
劇場版ですからいつものTVシリーズよりずっとひねっている訳で、そこが見どころです。
『あなたの良心を問う。』 というキャッチコピーも素晴らしいです。巧い、の一言。
TVシリーズでも前相棒の寺脇さん、もちろん彼もなかなかいいのですがやっぱりミッチーという配役がいいですねーGTRに乗ってる刑事ミッチー、素晴らしいです。刑事があんな目立つ車に乗ってること自体がおかしいのに、しかもあれ公用車(パトカー)なのか?私用車で外回りしている方もおかしくないか?保険とかどうなってるのだろう…とかどうでもいいことが気になってしまう設定、堪りません。
鑑識の六角さんもこれまた素晴らしいです。六角さんだからこそ醸し出せるあの雰囲気、堪らないです。そして本作驚愕のラスト!! お見逃しなく。
評価:




(やっぱりミッチーは元祖王子♪)
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