1956年に創刊され2006年3月号で50周年、通巻600号を数える月刊絵本 『こどものとも』 。昔話、動物の絵本などジャンル別紹介や作家別のページ、絵本誕生の秘話、『こどものとも』 『こどものとも年中版』 803作品の表紙とあらすじなどを収録した創刊50周年記念出版。 題名は50年前に植えた小さな苗がたくさんの人々に育てられ大きな実を結んだことを、人気作品 『おおきなかぶ』 から命名。
往年のこどものともファンの私としては、この本が自分の手元にあることが本当に嬉しいです(義妹からの誕生日プレゼントでした)。こどものとも50周年の歩みが書かれているこの大判の本、持つだけでも重いですがその重みが余計にこどものともの歴史を感じさせ、嬉しくなります。

これまでのこどものともの歴史を、テーマごと、キャラクターごとに振り返るページ、多くの絵本作家、画家さんのインタビューページなど見ごたえ十分ですが、何よりも嬉しいのは巻末にある、これまでの600号を数える
『こどものとも』 と姉妹誌である
『こどものとも年中版』 全巻の表紙とあらすじが一堂に会しているところですね。これだけでも見ごたえ十分!価値があります。
こうして見ていると、あの絵本もこの絵本も最初はこどものともとして発行されたんだなぁ、と知りしみじみしてしまいます。しばらく休んでいたこどものとも購入も今年、再開しました。第2王子もお話をよく聞ける年齢になったし、何よりやはり、大好きなキャラクター達の新作にいち早く出会えるのが嬉しい!最近は定期購入をしなくてもこどものともが店頭に並ぶことも多くなりました、良かったら好きな本だけでも手にとって見て欲しいです。
これからも良質な絵本を、福音館書店には期待しています。
評価:





(マニアなアナタに)
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