隣町のM町の図書館は小さいながらも児童コーナーは靴を脱いで上がれるし、その一角にあるビデオ閲覧室は非常に前々から使いたいと思っていたのでここで作業。ビデオはよその図書館のビデオを観る(笑)。だってうちにいるとゆっくり観られないんだもの。でもここでも観ながら他の作業しているから同じかぁ。
訪問が昨日で終わってしまった学校の先生から最後に、子ども達向けに英語の絵本でいいものがないか、と聞かれていたのでここの蔵書を片っ端から探してメモをする。そう、M館の児童書コーナーの大きな特徴として、非常に英語の絵本が多いのです。しかもその邦訳版と並んで書架に並んでいるのです、これは面白い。
例えば 『はなをくんくん』 という絵本、原題は 『The Happy Day』 全然違うぞ!『すてきなさんにんぐみ』 も本当は 『The Three Robbers』 だし、『よかったねネッドくん』 は 『Fortunately』 。でも、全然原題と違う邦題ほど上手に訳しているなぁと関心させられます。本の題名って大事だといつも思っているからです。題名と挿絵で 『読んでみようかな?』 という気にさせられるのが本ですからね。
これが上記全部、原題を忠実に訳していたら 『すてきな日』 『3人のどろぼう』 『幸運』 って…なんかあまり面白くなさそうでしょ。訳者ってすごい仕事だなぁと改めて感心です。
さて書き出してみると結構あるある…。本当は全部借りていって先生に見せてあげたいけど、そうすると私が借りる分が借りられないわ。ということで諦めて、一覧だけ作りました。
でもLobelの 『Frog and Toad』 シリーズは国語の教科書にも2年生に出てくるし、英語としてもシンプルで子ども向けで読みやすいし、とってもいいと思います。第1王子に借りてみました。それからEric Carleの 『パパ、お月さまとって!』 これも絵本としてなかなか面白い。日本語版が見つからないので英語を借りました。私が直訳して王子達に読みますのよ(笑)。
そんなこんなで絵本を借り、忘れかけていた学校での読み聞かせ用の本も借り(肝心なことを忘れがちだ…)、ついでに小説の書架を見てやっぱり借りてしまい、ムーミンマンガも読んだはずなのにまた借りてしまい…とまたしても大荷物で帰ってきました。
でも図書館が好きで、本当に幸せ。だってお金かからずに幸せな気分になれるんだもの…。気が付けば今日は3時間半くらい居ました。でもちっともイヤな顔をしない司書さん達、いつもありがとうございます。