
もぐらのもぐは 『くすのきだんち』 の管理人。風と光に包まれて野原にそびえる10階だて。素敵な住民たちと暮らすもぐは、レストランもあるこの家がとても気にいっています。でも空き室がうまればもっと嬉しいのにな。(くすのきだんちは10回かいだて)くすのきだんちに仲間が増えましたがまだ8階が空き室。ある日かえるが部屋を見せて欲しいとやってきますが。シリーズ第2弾。 (くすのきだんちへおひっこし)
月刊絵本 『おはなしひかりのくに』 より再編集。
(武鹿悦子)1928年東京都生まれ。絵本作家。詩集 『ねこぜんまい』 でサンケイ児童出版文化賞、日本童謡賞受賞。主な絵本に 『うさぎのそり』『月の笛』など。
(末崎茂樹)1948年大阪府生まれ。天王寺美術研究所に学ぶ。主な絵本に作品に 『くませんせいはおいしゃさん』『わんぱくだん』シリーズなど。
保育園で先生に読んでもらい、造形展での感想画の題材となった、くすのきだんちのおはなし。第2王子が気に入っているとのことでうちでもまず第1弾
『くすのきだんちは10かいだて』 を買いました。レストランのあるくすのきだんち、色々な動物たちが助け合い、思いやりありながら暮らしています。
ちょっと謎めいたふくろうやモモンガ、レストランを経営するりす夫婦など愛らしい住民たち。第2王子は
『だんちに引っ越したーい』 と言ってますがこんな団地はなかなか見つからないかも…ママも暮らしたいけどエレベーターがないみたい、レストランくるみ亭には毎回階段か?と思っていたところへ第2弾
『くすのきだんちへおひっこし』 をサンタさんからもらいました。
空き室の8階を内覧するカエル。階段がないし上下の階には両方とも鳥が住んでいるんだって!そりゃあ怖いとても無理…と帰ろうとしたところ、階段から滑って落ちて大けがをしてしまいます。うさぎの看護師さん(もう看護婦さんではないです)達に手当をしてもらい、サルの大工さんに内装を頼んで暮らしやすくなった8階。その部屋の違いを見つけるのも面白いですよ。
大人気シリーズとのことで第3弾も第2王子と一緒に楽しみにしています。
第2王子造形展作品
評価:




(5つ満点)
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