きつねのきっこ、お花見に行く
今年もこどものとも継続購入です。毎年楽しみにしていたカズコ・G・ストーン氏のやなぎ村シリーズの新作が今年は予定にない!ということでちょっとガッカリしていましたが、せっかく第2王子が絵本好きになったのでここで辞めてはもったいない。今年も取ることにしました。
取れば取ったで私も毎月楽しみなんですけどね。
4月号はきつねのきっこ。こいでやすこ氏の最近のシリーズ物で、今号は5作目です。うちにはこどものともで買った2冊がありますので今月号で3冊目。
きっこはいつも仲良しのイタチのちいとにいと一緒に遊びに出かけます。
今号は少しお姉さんになったきっこを見て欲しい、と付録の筆者の言葉にあった通り、きっこ達はお花見にイノシシの子ども達(うりぼう)を連れて行きますが、これがまた甘えん坊、暴れん坊、食いしん坊の勢揃い。でもきっこはうまく子ども達を乗せて、ちゃんとお花見に連れて行き、お弁当を食べさせ、帰りも歩かせて帰って来ます。すーぐ第2王子を抱っこしそうになる私、うーん見習わなくちゃ(笑)。
うちにある他の作品は下記です。
おおさむ こさむ こどものとも538号(2001年1月号)
キツネのきっことイタチのちいとにいは、おおばあちゃんに作ってもらったマントを着てそり遊びに出かけました。すると岩かげから可愛い雪だるまがふたつ現れました。一緒にそり遊びをしているとだんだん体が温かくなってきたので、雪だるまがかきごおりを食べようと誘います。かきごおりを食べていると、なぜか雪だるまの体がどんどん大きくなっていって…。キツネのきっこのお話の3作目。
こんな大雪の日に遊ぶと雪坊主に会うよ、というおおばあちゃんの言いつけを聞かずに遊びに出たきっことちいとにい。おおばあちゃんはもし雪坊主にあったら、これだけは忘れてはいけない、と大事なことを教えてくれました。そのおかげできっこ達は間一髪、無事におおばあちゃんのうちへ逃げ帰ります。
たろうめいじんのたからもの こどものとも569号(2003年8月号)
キツネのきっこがイタチのちいとにいのところに水遊びにいくと、2人はきれいな緑色の石を持っています。その石はたろう名人の宝物で上手に泳げるようになるともらえると聞き、きっこは泳ぎを教えてもらうためにイタチの兄弟に案内されてたろう名人を探しにいきました。雨が降り出すとどろんこ池の底からたろう名人が現れて…。キツネのきっこのシリーズの4作目。
ちいとにいみたいに泳げるようになりたい。それに2人が持っているキレイな緑の石も欲しい。きっこは思い切って泳ぎの名人というたろう名人を尋ねます。たろう名人の住むどろんこ池では沈まないので安心して泳ぎの練習ができました。そしてたろう名人はきっこにたった1人で緑の石を取ってくるように言うのです。泳げないコンプレックスを打ち砕き、石を手に入れたという達成感を感じることのできる作品。
今年もこどものともで楽しんで行きたいと思います。