自分の特性を知り、会話や行動を工夫することで、周囲とうまくやっていくことは十分に可能です。(P139より)
会話や行動を工夫すること。私自身もこの本を読みますます私ってアスペルガータイプじゃないか、と思ったりもしたのですが、このところ友人と私でちょっと心配している別の友人についてもやはり当てはまるのではないかと思いました。ちょっとした工夫で気持ちのすれ違いがなくせるのならば、もっとお互い工夫すべきじゃないか。
司馬先生が一番心配されているのは、アスペルガータイプの人が落ち込んでしまうこと。周囲の人とうまく行かず、自分は嫌われている、みんなに困った人だと思われている、と思い続けてしまって心が疲れてしまったら。
『心をいたわる』 こと。心が疲れたら十分に休息を取る。好きな活動を1人で心ゆくまでやってみる。この1人で、というのがポイントかも。ひとり旅などオススメだそうです。
最後に【アスペルガータイプの特性を活かす7カ条】
好きな分野を伸ばす。 味方を見つける。 『ありがとう』 『ごめんなさい』 を言う。 紙に書く。 時間割を作る。 『まあ、いいか』 を身に付ける。 自分を信じる。
これはですね、こう書いてある、ということはアスペルガータイプの人はこういうことが苦手だ、ということなんです。私もかなり当てはまります。また、自分の周囲に上手にコミュニケーションをとれず誤解を受けやすい人がいたら、その人もアスペルガータイプかもしれません。決して、悪気がないのだと、そして周囲からこうすればいいかもしれないですよ?と言える雰囲気作りができていれば、もっといい世の中になるのではないかと思うのです。
私の目標は 『まあ、いいか』 を身に付ける。ですね。これ、なかなかできないです(涙)。