図書館へ調べ物に行くと、地下の閲覧室へ通された。そこには 『羊男』 が待っていた。迷路のように入り組んだ、牢屋のような閲覧室から僕は脱出できるのだろうか?村上春樹と佐々木マキが贈る大人のためのストーリー。『トレフル』 1982年連載 『図書館奇譚』 の改題改稿。
村上春樹ファンのために描かれた、大人のための絵本。佐々木マキ好きの私も結構楽しめました。
母が春樹ファンだと最近知り、全く春樹を読んでいない私に母は絶句。
『ノルウェイの森も読んでないの?』 と言われました…すみません。ということで羊男も知らないのですが、この本は見てみました。
一言で言うと何が何だか分からない、というところでしょうか。でも村上春樹は図書館が好きだそうです。この本でも図書館の地下に牢屋があるという設定。
『海辺のカフカ』 でも図書館が出てくるというし、図書館は彼にとって特別な場所なのでしょう。
村上春樹、読んでみますか。とりあえず40歳までには全書読破を目指し、ガンバリマス。
評価:



(5つ満点)
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