イギリスが好きな私はイギリスらしさを求めて香港へ行ったのですが、返還後ということでイギリスらしさはほとんど感じられなかったです。かといって中国らしさもあまり感じない…一応観光客相手に中国寺院はあるのですが、それも観光寺院といった感じで、日常生活に溶け込んでいる感はありませんでした。
香港と言えば啓徳(カイタック)空港。かつて空港がここにあった頃は、香港の街の上をスレスレに飛ぶ飛行機の姿が一日中見られたそうで、その映像を見るとかなり恐いです。今は啓徳空港は閉鎖、空港は郊外へ引っ越したため、香港の風物詩?であった、ビルの上スレスレに飛ぶ飛行機の姿はもう見られなくなりました。
友達と行った香港のコンサートはB'zだったのですが、『HOME』 のプロモーションビデオは香港で撮った映像でこの啓徳空港から飛ぶ飛行機が歌う稲葉さんの頭上にバンバン映っております。私の大好きな曲 『HOME』 と頭上スレスレを飛ぶ飛行機の映像、コンサートでも流されましたが、懐かしいし嬉しいし、ボーッとしちゃいました。このプロモーションビデオは手に入れば欲しいです。
と話がズレて来ましたが、サセックの描いた昔の香港に行ってみたいですね、やっぱり。香港で暮らす人々にとっては占領下にあるという事実は難しい問題だったと思いますが、西洋でもなく東洋でもない、不思議な雰囲気を持っていた街であることには間違いがなく、その魅力はどことも比較できないでしょう。
もしまた香港へ行く機会があれば、ぜひマカオまで足を伸ばしたいです。