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ジス・イズ・ホンコン*M.サセック

img20061022.jpgたくさんの乗客を運ぶスターフェリー。東洋のディズニーランドと呼ばれるタイガーバームガーデン。ビルすれすれに頭上を飛ぶ飛行機。百万ドルの夜景。旅する絵本作家サセックが、モダンな西洋文化と伝統的な中国文化がミックスした魅惑の街、香港の様子を実際に訪れて描いた絵本。
(ミロスラフ・サセック)1916〜80年。チェコスロヴァキア、プラハ生まれ。絵本作家、イラストレーター。若き日にプラハで建築をパリで芸術を学ぶ。著書に 『ジス・イズ・ニューヨーク』 『ジス・イズ・ロンドン』 など。


アルネ17号の特集のCOW BOOKSを主催されている文筆家、松浦弥太郎さんの訳によるジスイズシリーズ日本語版。これに出てくる香港は1960年代です、今との大きな違いは?

私は香港は2度行った事があるらしいです。『あるらしい』 というのは1度目は3歳だったのでまるっきり覚えておりません。1歳半年上の兄は少し覚えているそうですが、まるっきり覚えていないという私に母は 『せっかく連れてってやったのにっ』 とよく言ってました…だって覚えてないもん。

2度目は第2王子が生まれる前なので5年前です。これは第2王子計画があったのでそろそろ海外へ行っておこうという私の思惑と、香港で行われるコンサートにぜひ行きたいという友人2人の思惑が一致した結果です。

しかしその時の香港の印象は 『5年前の東京みたい』 でした。
まるっきりちょっと前の東京のような街でした、ビルが立ち並び行き交う人々の様子もファッションもまるで東京、大都会。サセックの描いた香港はもう残念ながらありません。

評価:(5つ満点)

イギリスが好きな私はイギリスらしさを求めて香港へ行ったのですが、返還後ということでイギリスらしさはほとんど感じられなかったです。かといって中国らしさもあまり感じない…一応観光客相手に中国寺院はあるのですが、それも観光寺院といった感じで、日常生活に溶け込んでいる感はありませんでした。

香港と言えば啓徳(カイタック)空港。かつて空港がここにあった頃は、香港の街の上をスレスレに飛ぶ飛行機の姿が一日中見られたそうで、その映像を見るとかなり恐いです。今は啓徳空港は閉鎖、空港は郊外へ引っ越したため、香港の風物詩?であった、ビルの上スレスレに飛ぶ飛行機の姿はもう見られなくなりました。

友達と行った香港のコンサートはB'zだったのですが、『HOME』 のプロモーションビデオは香港で撮った映像でこの啓徳空港から飛ぶ飛行機が歌う稲葉さんの頭上にバンバン映っております。私の大好きな曲 『HOME』 と頭上スレスレを飛ぶ飛行機の映像、コンサートでも流されましたが、懐かしいし嬉しいし、ボーッとしちゃいました。このプロモーションビデオは手に入れば欲しいです。

と話がズレて来ましたが、サセックの描いた昔の香港に行ってみたいですね、やっぱり。香港で暮らす人々にとっては占領下にあるという事実は難しい問題だったと思いますが、西洋でもなく東洋でもない、不思議な雰囲気を持っていた街であることには間違いがなく、その魅力はどことも比較できないでしょう。

もしまた香港へ行く機会があれば、ぜひマカオまで足を伸ばしたいです。

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