確かに舞台が美大であること、各人がそれぞれの専攻で製作に打ち込んでいることも物語を支える大きな核になっていますが、それよりも何よりも、
■ 登場人物のキャラクター設定が確立していること
■ テーマが 『失ってしまった学生時代のノスタルジー』 にある(と勝手に思う)
ところが、何よりも多くの読者の支持を得たのではないと思います。
アニメ化、実写映画化と今年も話題の尽きないハチクロですが、映画の宣伝文句 『全員が片思い』 それはちょっと違うかな。
まぁそれに近いですが、片思いって言うよりお互いがお互いを想い合ってはいるんだけど、ちゃんと友情も育んでいるという。
何よりもキャラが全員立っているところが面白い。
一番好きなのは、はぐちゃん。もう言うことなし、可愛い過ぎるし、小さ過ぎる(?)。『修ちゃん先生』 の呼び方も可愛い。好きなモノをコラージュしている 『はぐノート』 が最初の方しか出てこないのが寂しい、もっとはぐノートも出してくれ!
次は修ちゃん先生。恐ろしいまでにはぐちゃんを愛する心。結婚できる立場にあれば間違いなくしているっ(修ちゃんははぐちゃんの父の従兄弟、なので結婚はしないと思う…)。でも最近は大人の恋愛もしているらしい…もしや二重人格?(笑)
そろそろ連載は終盤らしいです、もうすぐ9巻が出るそうですが10巻で終わりなのかな〜。一気に大人買い、と行きたいですがそうもできない事情があり…ああ夏は本屋の誘惑がなぜこんなに多いっ(笑)。
涙の最終回