忍者ブログ

DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

不思議の国のアリス*ルイス・キャロル

img20060314.jpgキャロル自身がアリスに語り聞かせる口調をそのまま文章にした、永遠の少女たちと彼女を守りたいと願う永遠の少年たちに捧げる、村山由佳による新訳。 『ムーミン』 で知られるトーベ・ヤンソンが描いた挿絵であるフィンランド版アリスの邦訳、40年の時を経て初公開。 

久々に衝動買いをしてしまいました。まだ未読ですが、この本の存在をぜひとも皆さんに知って欲しくて記事をUPしてしまいます(笑)。

ルイス・キャロルの 『不思議の国のアリス』 は誰もが知るファンタジーですが、その挿絵と言えば多くの方がジョン・テニエルのものを思い浮かべると思います。これはなんと、本国では絶版となったあのムーミンの作者、トーベ・ヤンソンが描いたフィンランド版の邦訳版です。ヤンソンファンの声が高まって邦訳が生まれ、復刊した作品なのです。

img20060316.png本の随所にヤンソンの描く、アリスの迷い込んだ不思議の世界。何となく頼りなさげなアリス、こわーいチシャ猫、そしてトランプ達の目が、ヤンソンの絵だ!と嬉しくなっちゃいます。

評価:(挿絵だけでも即買い!)

村山由佳は何度か読もうとして手に取ったものの、まだ未読の作家です。どうもドロドロ恋愛系が多いとの噂でつい手が遠のいているのですが、その彼女が訳した本作、どんなものでしょう。それも楽しみです。某オンライン書店では 『村山由佳による新訳で、最後まで放り出すことなくアリスの世界を楽しめます』 とありました。どうやら原作は途中で放り出したくなるような内容らしい。

うちにはむかーし買った原書があります。というのも高1の時、1学期の英語のリーダーの課題がこの 『Alice in Wonderland 』 だったのです。当時の英語力を物語る、本の中に残る分からない単語への色鉛筆によるアンダーラインが懐かしい。授業でも最後まで行きつけず、そのために購入した本書も結局最後まで行きつけなかったのですが、本棚の奥から見つけましたよ。本を捨てられない性分なもので…。

というわけで、本作を読み終えたらまた原書を読み返す、という楽しみ(?)ができました。あの頃より英語読解力は確実に上がっているはずだ(というかそうでなければかなりヤバイはず)。というわけで挿絵を堪能しながらアリスの世界にハマって行こうと思っています。

どうも私は挿絵に弱いらしいことがこれで判明しました。普通の小説は図書館で借りますが、絵が欲しいものはやっぱり買うしかありませんもの。

PR

Comment

お名前
タイトル
文字色
コメント
パスワード
カウンター
ツイッター始めました
今週の私
急にアクセス数が増えていて、自分でもビビリ…(笑)。10/10でブログ開設10周年!日付が追いつくよう頑張ります。
只今読破中
木皿泉 『昨夜のカレー、明日のパン』
プロフィール
名前:
DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
職業:
兼業主婦
趣味:
読書 映画鑑賞 観劇
かぎ針編み プール
ハマッてます:
車が新しくなりついにiPodがつなげる環境に!すごいぞ技術の進歩!
ブログ内検索
最新コメント
[10/14 菜摘]
[10/12 さつき]
[05/08 菜摘]
[05/08 小琴]
[03/19 菜摘]
アクセス解析

Copyright © DaisyAKM Archives : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]