『星々は言葉をもつ 宇宙は文脈として 大地もまた 懐かしい無言のうちに。』 この上ない言葉たちが誘う、この上ない世界とのかかわり方。『新潮』 『文学の蔵』 等に掲載された作品、書下ろしを収録した詩集。
詩集を買う。ある意味贅沢な行為だと思います。この頃詩集にハマってしまった私は、買ってみました谷川俊太郎。谷川俊太郎は教科書掲載でおなじみの詩が多いですが、実は教科書に載らないようなエッチな詩もたくさん作っています。
そういう詩の方がもちろん、大人には面白いに決まってます(笑)。
私がこの詩集で一番気に入ったのは
『あの人がきて』 です。かなり心がぎゅうっとします。気になる方はぜひご覧ください。
装丁も素敵なので、贈り物に詩集を考えていらっしゃる場合はぜひ候補に入れてみてください。ふと思い出したときに手に取りたくなるような詩集が手元にあるというのは幸せなことですね。
評価:





(5つ満点)
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