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子育てハッピーアドバイス3

happyadvice3.jpg『子育てハッピーアドバイス』 の第3弾。自己評価を育むために大切な 『子どもの自立心を育てる』 ことを中心に、思春期の対応など子どもの心の育て方をマンガやイラストで具体的にアドバイス。読者から寄せられた質問に答えるQ&Aも収録。
(明橋大二)昭和34年大阪府生まれ。京都大学医学部卒業。精神科医。名古屋大学医学部附属病院精神科等を経て、現在真生会富山病院心療内科部長、児童相談所嘱託医、小学校スクールカウンセラーなどを務める。


シリーズも第3弾ともなるとやや惰性が出て来るのですが…(スミマセン)。やはり第1巻ほどの衝撃はありませんが、価格を880円と精一杯抑えていただいていることにはまず感謝です。

本書の帯には 『100万部突破のシリーズ第3弾 親が楽になると、子どもも楽になります』 とあります。早速至言です。

そうなのです、この頃の親はやたらに気を張りすぎ。 『子どもがつまづく前に歩く道の先にある石を拾ってしまう親が多すぎる』 とこの頃の親が批判されているそのまんまです、かく言う私も典型的なこういう親です…反省。

評価:(5つ満点)

本書で一番大切な箇所2点。
自己評価を育む、ということは、子どもの今のそのままを認めていくことです。(中略)子どもなりに、一生懸命生きている、それをまず認めて、あなたは、とっても素敵だ、大切な子だ、ということを伝えていくのです。

自己評価を育むために、大切なことがあります。それは、子どもの自立心を育てる、ということです。


改めて書き出してみて、これは育児書というよりも現代に生きる子どもから大人まで、全ての年代の人に当てはまる定理ではないか、と感じました。
あなたは大切な人だ、かけがえのない人だ、と認めていくことがその人自身の自己評価を育むことになり、引いては社会全体が良くなっていくのではないでしょうか。

昨今たびたび耳にする虐待(児童、家族、高齢者全てに対する)も、自己を大切にしないから他者も大切にしないのであって、この理念さえしっかりと小さな頃から 『当たり前のこと』 と思える人として生きていくならば、こうした悲劇は起こらないのではないでしょうか。

私自身、急に物事に飽きてしまったり、自信が極端になくなったり、悲しくなったりすることも、自分自身の自己評価さえしっかりしていれば起こらなくなることかもしれません。
自信過剰は困りますが、自信喪失があまりにも強いのはもっと困りものですね。

このシリーズを読んでいていつも気付かされるのは、自分自身の生き方だったりします。

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年齢:
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1972/02/16
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