
やはり、というべきか、yomyom積読中です。しかし発売とあれば逃すわけに行かず購入、早くも4号。今回表紙は
紫色。
中篇は山本文緒
『ソリチュード』 。病気で一時期作家活動を休んでいた山本氏、久々の復帰はyomyomから。本作は男性が主人公、彼自身の孤独=ソリチュードについて。なかなかでした(感想は別記事にて)。
毎回楽しみにしている阿川佐和子の連作短編集、今回の
『花』 はイマイチだったかな、花ちゃんのキャラクターが私にはイマイチなじめませんでした。まぁこういうタイプもいるのかも、辛くてもそれを表に出さず頑張ってしまうタイプ。私とは正反対…見習った方がいいかもしれないけどそれができれば苦労はない、と。
エッセイは若手作家、金原ひとみに島本理生。金原ひとみは結局デビュー作
『蛇にピアス』 から読んでない…あれは良かったと思ったのに、その後の彼女の文章を見るにつれ、作品を読もうという意力が減退してしまいました。このエッセイもやっぱり支離滅裂で、ダメじゃないか金原くん。とか思ってしまった。
島本くんは文章が変わらず上手だが、やはり内容はもうちょっと。いつももうちょっと。ううん、惜しい。
そして4号を読み終わらないうちに5号発売が迫ってくるのでしょう…特に今回は2ヶ月後だし。でもこのパンダの表紙ってだけで可愛いんだよね、さすがですね新潮社。
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