ジェダイ寺院の幼いパダワン(ジェダイ訓練中の弟子)達をなぎ倒すアナキンの形相は、実に恐ろしかった。ちなみにこのシーンで 『マスターアナキン、どうしてこんな?』 と問う幼いパダワン役の少年は、監督の息子だとか孫だとか。ズルイぞっ。
今回は背景その他もちゃちい所は特になく(EP2は酷かった)、出来はまぁまぁでした。しかしやはり長年に渡るストーリー展開で破綻している箇所が数箇所。
パドメが出産したルークとレイア、レイアはオーガナ議員が引き取り、ルークはアナキンの母の再婚先であるラーズ家へ養子として預けられます。その際オビワンは 『私も一緒に砂の惑星タトゥーイーンへ赴き、この子の成長を見守ろう。』 とか言うんですけど、EP4で久しぶりに会ったルークに名前を尋ね、 『ルーク・スカイウォーカー』 と名乗る彼に驚くシーン。
見守っていたなら、なぜ驚く?しかもだ、アナキン(ダース・ベイダー)から身を隠すために預けたというのに、なぜルークには父親の苗字、 『スカイウォーカー』 を名乗らせているんだーーー。とおかしなことだらけでございます。
そういう矛盾点追求はコアなファンの方々にお任せしておきましょう。
今回もグリーバス将軍やスーパーバトルドロイドなど新たなキャラクターでも結構楽しめます。そして懐かしのキャラクター、ウーキー族のチューバッカも登場!お見逃しなく。
こうして観終わった今も、新しい技術を駆使し素晴しい衣装、スクリーン背景があってもなお、やはりEP1からEP3は、EP4以降の作品のために作られた映画だという気持ちが否めません。それほど、スターウォーズの登場は、まだ小学生だった私にとても衝撃でした。
歴史は繰り返す。ということで新しいスターウォーズのようなサーガがまた出現してくれることを大いに期待しております。