医大を卒業したての研修医 相馬が田舎の村に研修医として赴任する。田舎の医療に戸惑いながらも村中の人々から神さま仏さまよりも頼りにされている医師 伊野の働きぶりにやがて共感を覚えるようになる相馬。ある時村の未亡人が病に倒れる。医師の娘を持つ彼女が願う嘘を伊野が引き受けることを決めた時、同時に伊野自身がひた隠しにしてきた大きな嘘が同時に浮かび上がってきて。西川美和監督作品。
絶賛。これぞ映画。間違いなく今年一番の映画はこれです。
俳優一人ひとりの存在感が素晴らしい、八千草薫、井川遥、そして 余貴美子 は今回ももう必見、必ず観るべし。
もちろん主演 鶴瓶さんもとてもいいのですが、今回も脇を固める人々が素晴らしく、瑛太も初めていい俳優だと分かりました。若手イケメン系ならオダジョーか瑛太だな。そして本作でもやはり 香川照之、申し分ありません。ちょっと毒のある役を今回も見事にこなしています。
ラスト直後はハッピーエンドか?と思いましたがよくよく考えてみたら逆なのでは…あのラストシーンはもしかして怖いんじゃ?と思ったら本当に怖くなってきました。この余韻がやはり、西川美和監督です。
間違いなく今年ナンバー1の映画です。
評価:(必見!)