
チョナン・カン主演の韓国語による映画。
なぜ全編韓国語なのか?考えながら観ようと思っていたのですが、考えることなく映画の世界に引き込まれてしまいました。結局なぜ韓国語で作ったのかその意図は分からず仕舞いですが、とても良かったです。モノクロの雰囲気が効いてる映画でした。最後のモノクロからカラーに変わるシーンでのサイの笑顔が本当に輝いているようでした。
最近泣ける映画がないのでこれはイケルかも?と期待して行ったのですがボロボロには泣けなくてもホロリと来ました。
1回目は出て行ったワイフの残したワンピースの洗濯物がドクターの部屋に戻ってきたところで結構きました。いつまでもワンピースは同じ位置にあるのです。
2回目はやはり最後のサイの涙。なかなかいい子役さんだ、と思っていたらどうやら韓国の子役さんらしい。韓国の俳優さんが半分位出ていたようですがそれを感じさせないくらい、チョナンや中谷美紀、香川照之の韓国語が良かったです。
評価:




(5つ満点)
チョナン(とあえて書いてみます)は本当にとても良かったです。特にSMAPファンでも草ナギくんファンでもないのですが彼自身が自分の持ち味を良く理解していて表現できていると感じました。
今後もチョナンの活躍に期待しています。
音楽も今時のミュージシャン(ラブ・サイケデリコ)か…と思っていたのでその効果には思わぬヒットでした。サントラ買おうかと一瞬思ったり。
ただビーナスが市村正親だったとは、最後まで気付きませんでした。この人誰だっけ…なんて思いながら観てエンドロールで気付く始末。
ただ評価満点を取れない訳は
【つんく】 どうして彼が?もっと味のある俳優がきちんと決めて欲しかった。
【香取くん】 香取くん軽すぎ…。もう少し英語上手になってから来て欲しいですね(笑)。
PR