『くにがまえにオ』 の字、これが何となくあやしい。ということで繰っていくと見事アタリました!
『くにがまえにオ』 + 『圓の簡体字』 tuan(2) yuan(2) (離散した肉親や夫婦が)再会する。
Apart together ですよ!もう一つの意味に 円形の、丸形の とあり。 『圓』 は 『円』 の旧字です。こうして中国語の小さな成長を感じつつ日々楽しく映画も観ております。終わり。
じゃなくて感想です。ストーリーは淡々としていて途中寝ましたが(すみません)、玉娥始め家族一人ひとりの愛情(愛憎)の深さに、中国の人はやっぱり肉親愛が強いのだと感じました。40数年ぶりに再会したからと言って、一緒に台湾に来て欲しいって言われたからと言って、普通は行かないでしょ。でも行こうとする玉娥の決断を、映画を観ているときはただ驚きましたが、情熱というか大胆な決断、自分ならしないだろうなと思いつつ、彼女の立場ならばそういう決断を採ることもありなのかもしれない、と今は思います。
内戦の混乱の後、40数年ぶりに故郷上海を訪れた燕生。長年故郷へ帰りたいと願っていた、その想いが40数年を経てようやく実現したという事実。この今も非常に微妙な問題を映画にできたのもやっぱり台湾映画だからでしょうか。私達の身近な国、しかもその国の言語を勉強中なだけに興味深い内容でした。