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謀 LOVERS

lovers.jpg今回も豪華な出演陣、香港スター揃い踏み。アンディ ラウはもう42歳だそうですが未だ衰えない色気で魅力たっぷり、愛に苦悩する男を熱演。金城武は北京語を操り色男役がバッチリハマッてます。ちょっと舌足らずな日本語を話す彼よりずっと魅力的。更にチャン ツィイーは本作でも非常に美しく愛らしく、完璧です。私はものすごく彼女は可愛いと思うのに、夫はあまり好きじゃないと言う。なぜ?

HEROに続く第2弾、今回も期待を裏切らないチャン イーモウ監督。オススメポイントは3つです。

1) ワダエミ衣装
HEROよりも更に凝った衣装が見られます。素晴しい作品ばかりです。プログラム買えば良かったな。遊郭の遊女達の艶やかな衣装が特に必見、美しい衣装に身を包み舞を舞うチャン ツィイーが本当に素晴しい。
また逃亡中男性用の衣装に身を包むチャン ツィイーもこれまた美しい。
とにかく美しい人は何を着ても美しいのかっ?

評価:(5つ満点)

2) キャンバスとしての映像
HERO同様各シーンをキャンバスとして表現する監督、移り行く季節の色彩を絵画のように表現しています。秋は鮮やかな紅、黄色、そして雪が降り積もる白。ウクライナでの撮影だったそうですがその撮影はかなり厳しい寒さだったそうで、雑誌ロードショーのインタビューで金城武は 『寒さを堪えるのが必死でロマンチックな雰囲気を出そうなど考えている暇もなかった』 とか…。やはり地か、そのいやらしさは?

3) 金城武の魅力
今回最大のポイント、金城武のいやらしさが抜群です(笑)。日本の作品だとなぜかすましたお坊ちゃんタイプの役どころが多いような気がする彼ですが、北京語を話し色男ぶりを存分に発揮している彼こそが本来の彼ではないでしょうか。チャン ツィイーに迫る金城武はとにかく必見。やっぱり素敵だわ~。

ただストーリーはよくあるパターンの、裏切り裏切られ真の味方は一体誰?というもので、途中やや退屈な所もある点で星1つマイナスです。アンディ ラウの出演がちょっと少ないのでアンディファンにはちょっと不満かも。

3年前香港へ行った際現地でアンディラウファンの方に会ったのですが、コンサートに1人で来たという彼女に彼の魅力は何?と尋ねると、日本のスターにはないオーラを感じるとのことでした。なるほど…そうかもしれないですね。

(おまけ)以前からずっと気になっていた金城武の中国語名(読み)。エンドロールで出てくるだろうと見ていたらなんと。『Kaneshiro Takeshi』となっていた。てっきり香港では中国語読みで認知されていると思っていたので意外でした。となると彼は自分のアイデンティティーが日本にあると考えているのでしょうね。

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Comment

十面埋伏

  • AKM
  • 2007-02-23 20:51
  • edit
ビデオ借りてきました。DVD買おうかな、と迷っていたのですが
やっぱり映画館で観るのとは迫力が全然違いますね。
買わないでいいや。

さて原題は 『十面埋伏』 と言います。
これは 『四方八方に敵が潜んでいる』 という意味だそうです。
これを誰が勝手に 『LOVERS』 なんて軽い題に変えちゃったんだか…
監督納得しているのか?
でも確かにこの原題のままで邦題をつけようとしたら
『あっちこっちに敵いっぱい』かな?そんな題の映画観たくないや(笑)。

やっぱりアンディ・ラウいいですね。
でも金城のイヤラシさもやっぱりいい!(笑)
第1王子が 『あ~鬼武者の人だ』 と言ってました。
お子様が見ちゃいけないシーン(笑)を一緒に観てて
ちょっと困っている顔が可愛くて
しつこく観せている、困ったママです。
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1972/02/16
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