『血の大みそか』 から15年が経った西暦2015年。歴史では2000年の巨大ロボットによる人類滅亡計画は悪魔のテロリスト ケンヂとその仲間が行ったものとされ、それを阻止した 『ともだち』 は世界の救世主と崇められていた。高校生になったケンヂの姪カンナはともだち中心の国家に反抗し洗脳施設ともだちランドでの研修を命じられる。そこでカンナは次第にともだちの真相に近づいていく。一方血の大みそか以来バラバラになっている秘密基地のメンバー達はそれぞれ秘かに戦いを続けていた。その中でモンちゃんが 『しんよげんの書』 を発見する。
さて第2章です。スターウォーズにしてもマトリックスにしても3部作の例に漏れず、やっぱりパート2ってどの映画もイマイチなのですね…。まぁマトリックスはそれでも結構良かったですが、スターウォーズのEP2の出来はそりゃあ、酷かったですよ。ストーリーもチャチながらセットもチャチ、最終作であるEP3にお金かけたいからこれにはもうかけられないのよ、というのが見え見え。そんなんでいいのか!と歴代のファンも怒りまくり



だったはず、です。
違う映画の話はこの辺で。
いよいよ真打、カンナが登場。配役のためのオーディションで色々あったみたいですがまぁそれは映画を観る側にとっては映画の出来が良ければいいことなので関係ないと私は考えます。
ストーリーはほぼ原作通り、地下活動を続けるゲンジ一派と病に倒れるモンちゃん、そしてカンナと小泉に迫りくる高校教師サダキヨ。今回の一番の目玉はこのサダキヨ、ユースケサンタマリアが一体これは誰!?と思えるほどの恐さで迫って来ます!! ユースケ必見です。
原作ではとっても怖い友民党の高須さんですが、映画では小池栄子なので可愛らしすぎてあまり怖さを感じなかった所がちょっと残念。小池さんの演技はとても良かったのですがあの原作の恐さには及ばなかった…。
やっぱりマンガでの恐さにはイマイチ及ばないものですね、別物として考えればいいかな。
今回も最大の見どころは新宿の教会のステンドグラスをぶち破り登場するオッチョ。やっぱりオッチョはいいなぁ。漫画家 角田氏と一緒にうみほたる刑務所を脱出するところも良かったです、映像化して面白いシーンは見応えあります。
評価:



(5つ満点)
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