1949年、帝都。
かつて日本のドラマでデビューした頃の金城武は、オレはスターだ!的なオーラを出しまくりだったのですが、この頃日本の映画に出ている金城は自然に溶け込んでいる感じがします。レッドクリフ(香港映画)を観た直後なので余計に感じますね、香港映画での存在感と日本映画での存在感の出し方の違い、切り替え方が見事です。
1949年、もう一つの歴史設定。第二次世界大戦を回避した日本は軍事国家として進化を遂げ、華族制度を踏襲し結果として格差社会を築いていた。警察は軍の警務局でしかも併記されているのは
【PLIZEI 警務局】ってドイツ語?軍の制服もどことなく旧ドイツ軍風だし、帝都 東京の雰囲気作りもかなり凝ってます。
今回の見どころはワ
イヤーアクション、ということで確かにすごいです、金城武が飛ぶ飛ぶ、松たか子も仲村トオルも飛ぶ飛ぶっ。ストーリーとしては平吉が泥棒修行をするあたりが一番面白かったですね。
明智小五郎役の仲村トオルがいつも以上にダイコン役者ぶりを発揮していますが…その理由もラストで判明します。たっぷり各人のキャラクターを楽しんでください。今回は試写会が当たりました、最後に楽しい邦画が観られていい一年でした。
評価:




(5つ満点)
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