
文学座公演、内野聖陽主演で見て来ました。狭いH公会堂の舞台に前後回転する舞台装置を作り、場面毎に切り替えて様々な場面を表現する舞台装置の見事な演出も楽しんできました。
主演 内野聖陽はさすがの存在感で見ごたえ十分でした。エリザベート公演の合間にこんな地方公演までこなしているとはっ。若いダンテスの生き生きとした様子も壮年の復讐に燃えるモンテ・クリスト伯の重厚な様子も見事に演じ分け、その魅力をたっぷり味わって来ました。
若い俳優さんが多かったですが、主役も盛り立て方も上手いし全体的に非常にレベルが高くて良かったです。後半の復讐劇のところが一番の盛り上がりですが、私は牢獄でのやりとりが一番気に入りました。
またこんないいお芝居が市民劇場で来ないかな、と期待してます。
評価:




(5つ満点)
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