
もう数ヶ月前の話ですが、突然大沢在昌氏の講演会に行く機会を得ました。H市より特急で1時間かけ(5000円もかけ)はるばる氏の講演会へ。そこに至るにはちょっとだけメイクドラマが。
そもそも県書店連合会主催の大沢氏講演会のポスターを見かけたのが、整理券申込締切日だったのです。大沢氏が県来訪!講演会!しかも締切は今日!とほぼ諦めていたのですが、たまたまポスターが貼ってあったのが夫の取引先の書店で、冗談で 『社長さんに大沢在昌の講演会に行きたいってお願いしてみて』 と話しておいたところ…。
行けることになりました。社長さんがたまたま今回の講演会の世話役でいらしたので、かなり無理を言って締切後、しかも本来は抽選だというのに、整理券がしっかり送られてきました。社長さんへはもちろん、普段は滅多にしない夫への感謝雨あられです。
開場と同時に飛び込み、一番前の真ん中に陣取る私。TV局のカメラもスタンバイし 『映るかも…』 と妙な期待感。かくして氏が現れました。ポスターのお姿よりもずっと若々しく、気さくなオジサマを演じておられました(素?)。そして肝心の講演内容ですが…。
【ミステリーと私】という講演題目だったので氏のミステリー小説に対する情熱、姿勢が聞けるのかとてっきり思っていたら。内容は
【僕はこうして作家になった】 と
【大沢オフィスは出版界のパイオニア】 。なんだよ〜とちょっと拍子抜け。でも堅苦しい話はなく、京極さん&宮部さんの話題も満載でよかったのではないでしょうか。
評価:





(5つ満点)
最後に質問コーナーがあり、それなら寝ないで質問考えてくるんだった!と後悔する中、興味深い質問が続出でした。
Q:先生にとって新宿とは?
A:怖い所なのであまり行きません(笑)。僕はもっぱら六本木で飲んでます。
すっごく笑えたのは
Q:京極先生の新刊はいつ出ますか?
A:(爆笑)編集のS君!
ホントに 『S君』 が来てました。夏頃、というS君さんのお答え通り 『おんもらきのきず』 (漢字変換不可)が出ましたね。
講演会後のサイン会でサインを頂きました。サインするお姿もカッコよく、思わず 『かっこいい…』 とつぶやくと、私の前に並んでいたお姉さんに笑われました。氏は翌日ゴルフだそうで 『H市でもゴルフできますのでぜひいらしてください』 と申し上げ 『寒い時期もいいよね』 と素敵な笑顔と力強い握手を頂きました。
大沢先生本当にご来県ありがとうございました。県民を代表して御礼申し上げます(笑)。ちなみにそれ以降書店の社長さんとは懇意にさせていただいております。社長さんは先代の一人娘さんで普段は東京で暮らしておられるとか。ご主人はTV局にお勤めだそうです。
TVといえば、その夕方の地方版ニュースに映りましたよ私!義母に 『これこれ私ーーー』 と絶叫してうるさがられました。
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