一通り健診センターと同じ発音確認テキストで先生の指示通り 『これはなに?』 『とけい。』 と答えていく第2王子。前回より私も冷静にその様子を見られて、やはりハッキリと言える語と言えない語があることを確認しました。
途中飽きてしまいボールプールへ遊びに行っても叱らない先生方。しばらく遊んではまたテスト、と途中2回も中座して遊んで、ようやくテストが終了し私と先生の面談。
先生がおっしゃるには、やはり発音ができていない語がある。
サ行、ラ行、小さいツなど。しかしこの発育表(をもらいました)を見て分かるように、発育の基準としてはこれらの発音は4~5歳のうちに7割の子どもが会得できる発音であって、3歳7ヶ月の第2王子にはまだ難しくて当然である。
ただ、ガの発音、言葉の始めに来るもの(がっこう、など)は発音できるが、言葉の途中に来るもの(まんが、など)の発音ができていない。これは3歳で7割の子どもができている発音なので、やはりまだはっきりとしたことは言えないが、たとえ訓練をしなくては発音できないとしても、今の年齢の時点では練習をするという意志がなければ訓練はできない。
そうした意志は5歳頃できてくるものだ。自分でも恥ずかしかったり、ちゃんと発音できるようになりたい、という気持ちが出てきて始めて訓練ができる。だから、第2王子は今は発育段階にあるので経過を見ながら行きましょう、とのことでした。
先生のハッキリとした説明と子どもへの適切な関わり方に、非常に信頼を覚えました。1人で漠然と不安に思っているよりは、こうして専門家の意見を聞くというのはとてもいいと思うのです、特に私のようにささいなことも気になる性格の場合は。
第2王子もお教室と先生が好きになったようなので一安心です、次回は1ヶ月半後にまたお伺いすることになりました。
義父母にも保育園にも報告しましたが、私にはこうして育児に不安を覚えても手を差し伸べてくれる人や場所が多いことに、いつも感謝しなくてはと思っています。もちろんここを見てくれている友であるあなたにも。
子育ては本当に1人でしなくてもいいんです、それが分かっただけでも私は2人の子どもを生み育てている価値があるなぁ、とこの頃しみじみ思っています。
次のことばの教室が、楽しみです!