最近の小学生は
【プリント】 【1人勉強】 (自習ノートに漢字/計算)に加え
【音読】 というのが三種の神器ならぬ宿題となっております。ちなみに1人勉強を第1王子は
『ヒトベン』 と言っています。
【音読】 は教科書の単元を毎日決められた分量読み、それを家の人に聞いてもらって
【音読カード】というチェック表に記入しサインをもらう、というシステムです。親としても面倒だし子どもはたくさん読むのがツライし、とにかく私が子どもの頃はこんなのなかったよ。と1年生の頃毎日3回も同じ内容の音読を聞かされた私が義妹(25)にこぼすと、なんと。
『懐かしいね~面倒だったよ音読』 ってアンタやってたの?と聞くと
『やってなかったの?いいなぁ』 って…ジェネレーションギャップを思いっきり感じました。
さて第1王子の今の音読課題は
『ちいちゃんのかげおくり』 。
戦争へ行くおとうちゃんが最後に教えてくれた遊びはかげおくり。出征する前の日、ちいちゃんとお兄ちゃんはおとうちゃんおかあちゃんと一緒にかげおくりをします。晴れた日はかげおくりをして遊ぶようになったちいちゃんとお兄ちゃん。そんな2人の住む街にも空襲が、ちいちゃんはおかあちゃんお兄ちゃんとはぐれ一人ぼっちになってしまいます。1人焼け落ちた家の残骸の中で帰らぬ2人を待つちいちゃん。晴天の空を見上げ、かげおくりをしようとすると聞こえてくるおとうちゃん、おかあちゃん、お兄ちゃんの声。『みんなお空にいたのね』 とちいちゃんは笑い、やがてちいちゃんも空へと上がって行く。
…という話で、私も小学生の時全く同じ単元をやりました。
しかし、最初に読んだ時涙があふれてしまいました。ちいちゃんは、空へ帰っていった!うわわわわーーーん!更に第1王子が読むとボロボロ泣ける始末。
ところが。第1王子はちっとも泣かない。泣きながら
『教室では誰も泣かないわけ?』 と聞くと
『当たり前でしょ。』 ってアンタ。情緒が足りなさすぎですっ。と1人憤ってましたが、ようやくこの頃泣かずに聞けるようになりました。しかし王子にはもう少し情緒豊かになって欲しいと思うこの頃です。
ところでこの
【音読】 一体いつから小学生の宿題として定着したのかが気になります。私32義妹25。この間の年齢の方で
『私は小学生の頃音読の宿題をやった』 という方はぜひコメント投稿お待ちしております。
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