4、5日と市民英会話教室へ参加して来ました。
広報大好きの私は月2回来る広報を端から端までいつも見ています。そこで見つけた市民英会話教室の案内。しかも【無料】と来たら行くしかない。というわけで早速申し込みました。昼間のクラスのためか女性が圧倒的に多く私が参加した【中級2】も女性ばかり6名でした。
1日目は2人ずつ組んで会話のレッスン【Similarities and Differences】をしました。2人で会話をして共通点と相違点を書き出す、という内容でしたが私が組んだマサコさんは上級レベルの方で話すスピードが速い!淡々と話される様子を聞き取るのに集中するのが大変でした。私達の共通項は【Reading】で芥川賞受賞作の話に。そこで英語で自分の言いたいことを表現するのはいかに難しいか、表現力・語彙力の乏しさを実感しました。
『私は金原作品の文章力が素晴しかったと思います。もちろん綿矢作品も良かったのですが世界が狭くその狭い世界の中での女子高生の心の機微が表現しきれていないように感じました。これに対して金原作品は外へ外へと向かって行きたい主人公の心の動きが伸びやかな文章が描かれていた点で素晴しかったと思うのです』
と英語で説明したかったのですが…半分でも出来たかどうか!!
これに対しマサコさんは
『金原作品は良かったとは思えない。綿矢作品が良かったと思うが確かに狭い世界観で変わった少女と実に変わった趣味の少年、この関わりが奇妙に感じた』
と英語で説明して下さいました(というかこれ以上難しいことは私には理解できなかった)。
自分の興味すらまともに説明できないようではまだまだどころか全然ダメですね。ちなみにマサコさんは2日目上級へ移動されました(私ではお相手にならずすみません…)。
あとは
●【事実】を書いたメモを使用して疑問文を作る練習
●英語の歌の歌詞を聞き取る練習
●質問を作ってきてチーム毎に別れクイズを出し合い得点を競う
などどれも他の参加者の方々と楽しく過ごすことができました。以前から気になっていた国際交流協会でボランティアをしているという々とも知り合え、お話を伺い参加に誘って頂くなどとても有意義な2日間ではあったのですが。
上達のためには自分自身に真剣味が足りないことを自覚した2日間でもありました。それなりに日常会話はできるので話をすれば 『英語できるじゃない』 と言ってもらえて、これまでそれだけで満足していた自分が恥ずかしいです。
またグループレッスンについてもよく分かりました。自分だけが先生を独占してはいけない、かといって先生と話をしなければ上達は難しい。自分より上級の生徒の方に教わろうとするとその方に迷惑が(今回のマサコさん然り)。やはり本気で上達を目指すならば個人レッスンでみっちりしなくては難しいと感じました。
芥川賞受賞作について説明できなかった。このことを忘れずに次回市民英会話教室(5月)参加時には胸を張って 『上級でお願いします』 と言えるよう、あと2ヶ月しっかり勉強して行かなくては。と決意を新たにした今回の受講でありました。
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