1ヶ月経過
学校司書の仕事に戻り、あっという間に1ヶ月が経ちました。
私の仕事は、既に今年度の活動を始めている他の学校司書のサポートです。学校図書館とは学校内の図書室の正式名称で、図書館学では図書館をその種別により名称分けしています。大分して公共(公立)図書館、大学図書館、専門図書館、学校図書館、国会図書館ですが、そのうちの学校図書館に勤めているのが私達学校司書です。
サポートと言ってもつまりのところ、こんな感じです。
1)力仕事
●古い本を廃棄するため、本棚から選別してまとめてヒモで縛る。運ぶ。
●書架の並べ替え(配架替え)相談、作業。
結構汗かきます(苦笑)。いい運動です。
2)データベース関連
●市内小中学校全図書室を結ぶ、蔵書データベースに未登録の本(新着本)が山積みの図書室へ、担当学校司書と一緒に行き2人がかりで登録作業をする。1人より2人ですね、やはり。図書室にPCが2台ある学校も徐々に増え、作業がはかどります。
●データベースに登録してある本の内容がおかしい、利用者新規登録が分からない、本や利用者用のバーコード印刷ができないなど、トラブルを確認して解消する。必要があれば学校の司書教諭の先生に方法を伝達する。
何と言っても使いにくい(苦笑)図書館用データベース。1つのことを調べるのに何度も検索をし直すという手間もかかり、一体このデータベースの設計をしたのは誰だ!出て来い!と言いたくなることも…。
3)コンピュータ操作補助
●WordやExcelで文書や表示板、案内を作りたいがどうしたら、という要望に応え一緒に確認しながら作成する。
などなど地道なお仕事です。
果たして皆さんのお役に立っているのか…と復帰当初は右往左往でしたが、実際に学校へヘルプに行った時に 『今日はAKMさんに来てもらって助かったわ』 と言ってもらえると、本当に嬉しいです
といつまで経っても人様の評価がないと、自分の仕事について自信も確信も持てない私です。しかしこうして戻ってきてしみじみ感じるのは、やはり学校図書館の仕事はやりがいがあること、そして共に働く同僚達が本当にいい方ばかりだということです。本当にここは恵まれてますっみんな図書館と本に造詣の深い人ばかりだし、色々な研修会にも誘ってもらえるし、何より困ったことがあると相談できる同僚がこんなに沢山いる職場なんて、なんてありがたいんだろう!
といつもしみじみしながらお仕事行ってます。
色々な事例をインターネットや研修会で聞くと少々焦りも出てきますが、今私達にできることを精一杯やっていくしかないと信じて、今後も頑張って楽しんで行きたいと思っています。
目に浮かぶ
感涙です