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夏祭り

0803.jpg山車(縄文絵巻 土偶に注目)
H市では7月31日から8月4日まで、一年のうち最大のイベントである夏祭りが開催されます。市内の3つの神社が中心となって行われるこのお祭り、各町内や企業団体はそれぞれ山車(だし)を作成し、中心街を大人も子どもも綱を引いて練り歩く、というものです。文字通り周辺地域を巻き込んだ夏には欠かせない風物詩となっています。

日程は一昨年辺りから1日後夜祭が加わり全日で5日間となりました。
31日 前夜祭
1日 お通り(おとおり)
2日 中日 (なかび)
3日 お還り(おかえり)
4日 後夜祭

となっています。前夜祭、後夜祭は市庁前広場で山車をお披露目するだけですが、お通りとお還りは昼間運行、中日は夜間運行をします。連日引っ張るので引き子と呼ばれる山車を引く人達の疲労はかなりのものです。

全部で27台(多分)の山車が順番に中心街で行列をするのですが、山車の間に各神社や獅子舞、虎舞、騎馬打球の方々などの行列も見られるのがとても興味深いです。

獅子舞は皆さんご存知と思いますが、面白いのはご当地の虎舞。獅子ではなく虎の頭と虎柄の布で、2人1組で虎になり獅子舞のごとく口をカパカパさせたり踊ったりします。そしてこれはどこでも同じ風習かどうかを知りたいのですが、虎舞と言えば必ず頭をかじってもらう。これが無病息災のおまじないになるそうです。お祭りではあちこちで親に抱かれながら虎舞にかじられる子どもの姿を見ることができます、大抵は赤ちゃん怖がって泣いています(笑)。第1王子も第2王子も今年は4組の虎舞組全部にしっかりかじってもらいました。第2王子は今年は全然泣きませんでしたね。これで来年まで無病息災、一安心です。

また山車も趣向を色々凝らしてあり、大抵は故事をなぞらえた物(孫悟空、里見八犬伝、かぐや姫など)ですが、私が今年一番気に入ったのは写真の縄文絵巻です。なぜか正面に土偶がいるのが可愛らしい。山車のサイドには縄文土器がキレイに並べられていました。何となくおかしいんだけどちょっとそれも楽しい。

例年はお祭り期間中は毎日山車を見に行く私達ですが、今年は猛暑ということで夜の前夜祭と今日のお還りだけを見ました。
年々見るたびにこのお祭りが好きになるような気がします、特に山車だけが通るだけで驚くようなことはあまりないのですが、新聞に載っている各山車組の製作苦労やそれを一生懸命引く子ども達やヤンキーの兄ちゃん姉ちゃんを見ていると、やっぱり日本の夏は祭りだねぇ、と思ってしまうのです。

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年齢:
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誕生日:
1972/02/16
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