1票の差!
今月は2回も選挙がありました。そして2回目の市議選でなんと、
1票差で当確と落選 が決まってしまったのです!翌朝の新聞を見てビックリひゃっくり、1票の重みをしみじみ感じた選挙でした。
さて以前から選挙の有効票について確認したいが機会もなかったのですが、ちょうどマラソン愛好会のメンバー2名が若手独身男性公務員のため、ここ数年選挙管理委員会の手伝いに駆り出されているそうで長年の疑問をぶつけることができました。どのように有効票が決まるか、が一番の疑問でしたが…。
1)フルネームが書かれていない票
フルネームがきちんと書かれていない場合でも、名前だけ、苗字だけであったり漢字の間違いがあっても、候補者の中の該当する人物を明確に表していることが読み取れる場合それは有効票となるそうです。
例えば。
『たけじ』 という候補者がおり、ある票に
『たけし』 とあった場合には、他に
『たけし』 という候補者がいない場合はその票は
『たけじ』 候補を指していると認識され有効票となるとか。へぇー。ですね。
2)開票方法
こうした有効票を数えるには実に4段階で数えているそうです。だから数え間違いがないと自信を持って言えるわけですね。
(1) 確認
ベテラン選管が 1)フルネームが… のような場合も含めて有効票を確認する。
(2) 仕分け
候補者ごとに有効票を仕分けする。
(3) 手数え
有効票を手で数える。
(4) 機械数え
手数えした数が合っているかを最終的に機械にかけて数えて確認する。
今回質問をした人は毎回 (4) を手伝っているそうなのであまりストレスがないと言ってました。しかし選管の仕事は朝6時に集合、1日中投票所にいた後に開票作業は深夜にまで及び、仕事であり特別手当が出るとはいえ、ちょっと遠慮したい仕事ですね。
選挙が無事終わり、皆さんお疲れさまでした。
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