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DaisyAKM Archives

読書と映画と観劇と

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気分はもう、裁判長*北尾トロ

saibantyo.jpg身近で小さないざこざから、窃盗、サギ、殺人に至るまで。法廷を覗けばどんな事件にも人間ならではの底知れぬドラマがある。裁判なんてカンケーないよ、という君をスリリングでエキサイティングな傍聴の世界へご招待。理論者のYA向け新書<よりみちパン!セ>シリーズ。
(北尾トロ)きたおとろ。1958年福岡県生まれ。ライター。オンライン古本屋 『杉並北尾堂』 店主。主な著書に 『ぼくはオンライン古本屋のおやじさん』 『裁判長!これで執行猶予は甘くないすか』 など。  

よりみちパン!セ シリーズは以前から学校司書仲間内でいい!と聞いていたのでそのうち読んでみよう、と思っていたらこちらを発見。トロさんが傍聴マニアというのは以前からよく聞いてましたが、最初に書かれた傍聴本であるこちらが中高生向けにだったとは。傍聴マニア、というのも世間が勝手にそう呼んでいるのであって、トロさんご自身はそう思われていないとか。そうですよね、誰だって自分の生活がマニアとは思ってません。ただ、傍聴マニアと言われてもそれで世間に納得されるならいいか、と思い特に訂正はされないとか。大人な対応だわ。

傍聴の正しい姿勢について分かりやすく教えてくれます。章立てで様々な種類の裁判があるのも分かりやすいです。
問>なぜ傍聴という制度があるのか?
答>傍聴により裁判が密室で行われないよう、監視する。裁判に関わる検察、弁護人、そして裁判官が裁判に対して手ヌキしないよう、抑制力となる。
すごく分かりやすかったです。中高生だけではもったいない、大人の方もぜひ。

評価:(5つ満点)
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ホームレス中学生*田村裕

homeless.jpg13歳のときに突然住む家をなくなり、近所の公園に一人住むようになった田村少年。空腹と闘いダンボールで飢えをしのいだ日々、いつも心の中にあった亡き母への想い。兄弟を引き合わせ一緒に暮らせるようにしてくれた近所の大人達。変わらず付き合ってくれた友人達。貧しくひもじいながらも兄弟助け合い、生き抜いた、麒麟 田村裕の自叙伝。
(田村裕)たむらひろし。1979年大阪府生まれ。大阪府立吹田高等学校卒業。お笑い芸人。大阪NSC(吉本総合芸能学院)20期生。所属事務所は吉本興業、コンビ名は麒麟、相方は川島明。本作がベストセラーになる。

【味の向こう側】 に何よりも感銘を受けた。スゴイ!!!
田村少年をはじめ兄、姉も3人が皆、父親への不満をあえて書かないところが潔いと思う。こうなってしまった事実を受け入れ、父を責めない田村氏は本当に大人だ!

お笑い芸人は 【心】 がなくてはダメだと常に思っております、どんなに面白いことを言っていても、それが誰かを陥れようとするネタは聞いていても不愉快なだけ。麒麟のネタはあまり知らないのですが(スミマセン)きっと心ある漫才をしているに違いない。と思います。

父を責めるよりも助け支えてくれた中学時代の友人の親御さんら周囲の大人、近所の人々、高校の先生など、周りの人への感謝が詰まっているところは読んでいて本当に清清しい。

ただ、小5で亡くしたお母さんへの想いと、いつでもお腹を空かし辛い想いを抱えていた中高時代は、一生田村氏について回るかと思うとそれだけで涙が出そう。私も母として子ども達が大きくなるまでは絶対に死ねん。と思ってしまいました。

評価:(5つ満点)

りかさん*梨木香歩

rikasan.jpg雛祭りにようこがおばあちゃんにお願いしたのはリカちゃん人形だったのに、おばあちゃんから贈られたのは日本人形の 『りかさん』 だった。落胆するようこだったがおばあちゃんの言う通り、りかさんのお世話をしているとりかさんがある日ようこに話しかけてきたのだ。人形達の気持ちを聞き取り、ようこに伝え、人間との仲立ちをするりかさん。ようこをそばで見守るりかさんとようことの触れ合いの日々を描いたファンタジー。
(梨木香歩)1959年生まれ。児童文学者のボーエンに師事。 『西の魔女が死んだ』 で日本児童文学者協会新人賞、『裏庭』 で児童文学ファンタジー大賞を受賞。主な著書に『からくりからくさ』 『エンジェルエンジェルエンジェル』 『村田エフェンディ滞土録』 『春になったら苺を摘みに』 、絵本に 『ペンキや』 『マジョモリ』 『ワニ』 『蟹塚縁起』 など。
(収録作品)りかさん/ミケルの庭

久々に一気読みしました。 『りかさん』 でも 『ミケルの庭』 でも、梨木氏の一人称感覚の素晴らしさに感嘆です。 『からくりからくさ』 読後だけに、一層 『りかさん』 のりかさんもようこも、 『ミケルの庭』 の蓉子も紀久も与希子も、愛しくてなりません。

【りかさん】
人はみな 『ホーム』 を持っている。背守の君が 『帰りたい』 と泣くのもホーム。蓉子達が生み出す全ての作品にとっても、工房である 『ホーム』 がある。ミケルにとっての 『ホーム』 ももちろんこの家。
からくりからくさの蓉子が神秘的なだけに、彼女の幼い頃を描いた本作はよく理解できるし、逆に大人になった蓉子が神秘的な雰囲気をかもし出すのも本作の経験で納得がいく。

【ミケルの庭】
『りかさん』『からくりからくさ』 以前の物語ならば、こちらはその後の物語。妊娠したマーガレットが出産した幼い娘、ミケル。マーガレットが短期留学中にミケルは生死の境をさまよう。幼い命を預かった蓉子達の奔走ぶり、狼狽ぶり。

からくり、では比較的冷静な印象だった紀久が、本作ではミケルに対する複雑な想いを顕わにしそれに苦悩するところに好感が持てる。同時にからくり、では天真爛漫ぶりが全面に出ていた与希子も、本作では判断が早く全力投球する率直さが表現されており、それを見てまた紀久が落ち込み、更にそれを見た蓉子が紀久を慰めるシーンが素晴らしい。彼女らは既に、1つの完全な家族なのだ。

戻ってきたミケルと紀久が手をつなぐシーン。紀久もまた、ミケルの母なのだろう。文庫版のみの掲載の本作だが、必読。

評価:(5つ満点)

シングルマザー*真田コジマ

singlemother.jpg夫と離婚し幼子を抱え生活に困る枝里。専業主婦を脱却したい奈保子。夫の浮気を知った朝美。恋、仕事、家庭と悩み多き女達の連作短編集が、最後にそれぞれの関係が明らかに。
(真田コジマ)1971年愛知県生まれ。 『アンクレット・タワー』でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞しデビュー。
(収録作品)偶然/遊戯/純愛/反目/秘密/不倫/再会/至福

小説で一番キライなのは夢オチ、その次は死にオチ。その次くらいにこの展開は…!!
という小説でした

なぜ各章ごとにシングルマザー枝里のストーリーと、ある食品メーカーに勤める男達3人のそれぞれの家族のストーリーが、交互に繰り返されるのか。あれだけ引っ張っといてオチがこれじゃあ…。

頭に来るというよりかなりガッカリしました。なんだ。って感じ。正直ここまで読んでかなり損した気分です。食品メーカーの家族のストーリーはまあまあなだけに、つまらない(失礼)シングルマザーの箇所を頑張って読んできたのに、ここまで読んでこのオチは…。こういう手法は人によっては目新しく面白いと感じるのかもしれないけど、私はやめてほしい。読者を裏切らないで欲しい。

評価:(5つ満点)

からくりからくさ*梨木香歩

karakuri.jpgかつて祖母が暮らしていた古い日本家屋に、4人の娘達が同居することになった。染織家を目指す蓉子、美大で織物を学ぶ紀久と与希子、そしてアメリカから鍼灸の勉強に来たマーガレット。移りゆく季節を慈しみ、互いを尊重し合いながらも個性を育む娘達の成長と、不思議な能力を持つ人形りかさんとの交流を描いた長篇。
(梨木香歩)1959年生まれ。児童文学者のボーエンに師事。 『西の魔女が死んだ』 で日本児童文学者協会新人賞、『裏庭』 で児童文学ファンタジー大賞を受賞。主な著書に 『エンジェルエンジェルエンジェル』 『村田エフェンディ滞土録』 『春になったら苺を摘みに』 、絵本に 『ペンキや』 『マジョモリ』 『ワニ』 『蟹塚縁起』 など。 

梨木香歩の代表作。文庫本を買ってから手に取るのがだいぶ遅くなりました。

まず、主人公が誰なのか特定するのが難しい物語。蓉子なのかと思いきや一人称はクルクルと、紀久や与希子にも変わって行く。そしてこの物語の一番の特長は、 【切れ目】 がないこと。

大抵の小説は1章、2章、と分かれて記述されてますが、この物語はところどころに2行ほどの空白行があるのみで、連綿とつながっています。つながっていながらも時間は流れ、場面は流れ、娘達の気持ちは変化していくのです。このつながっている、というのがこの物語の一番のテーマではないだろうか。

不思議な能力を持つ人形、りかさん。
りかさんはかつて蓉子と心を通わせ、話をすることができた、と蓉子は言う。しかし蓉子の祖母が亡くなってからは話さなくなったと言う蓉子。同居することになった紀久や与希子は、それは蓉子の少女性がもたらした、蓉子だけの思い込みだと認識し、読者も同様に認識する。

非現実的なものを理解できない、とハッキリ言い放つマーガレットと共に、4人はりかさんを家族として扱い共に生活する。理解しがたい、理解できないが、受け入れる。それは梨木氏のエッセイ 『春になったら苺を摘みに』 にある通りの生き方である。

からくりからくさの古い家に住む娘達の想いは様々でも、それは家族として共に暮らすうちに連綿と紡がれつながってゆく。蓉子たちには因縁とも言うべき深いつながりがあるのだが、その因縁とも別に、4人がこの家につながれたのはやはり、運命としか言いようがないのではないだろうか。

誰のまわりにもこうした他者とのつながりがあり、生きていく上で永遠に連綿と紡がれていく。
それが生きることなのだと、梨木氏は言いたいのだと感じました。

染色、織物、鍼灸、4人の娘達のライフワークは違えど、全てに共通するのは 【手仕事】 であるということ。その集大成である日本人形りかさんが象徴的に描かれながらも、毎日の生活は穏やかに過ぎてゆく。
蓉子の独り言に 【この生活から一歩もはみ出したくないように思う】 というのがある。まだ22歳の蓉子がそう思ってしまうほどの、落ち着いて満ち足りた、からくりからくさの家の暮らし。

心が落ち着かない時に入り込んで、すっと気持ちを落ち着かせてくれる。そんな物語です。これからも何度も読み返すことでしょう。 【私の一冊】 候補です。

評価:(5つ満点)

サラダでげんき

sarada.jpgりっちゃんは病気のおかあさんのためにサラダを作ることにしました。するとのらねこや隣のいぬ、すずめなど色々な動物がやってきて、いろいろ入れるといいですよ、とアドバイスをくれます。りっちゃんのサラダはどうなるのでしょう。
(作者)角野栄子 (画)長新太
(テキスト)絵本よりワープロ打ち出し


ストーリーテリングに関する本を読んでいて、絵本として出版されている本作をおはなしとして語る、とあり、私もチャレンジしてみました。この作品を選んだ理由としては以下の通りです。
1) 小さい子にも分かりやすい短めのおはなしとして、絵本をお話として語るのは適当か
2) 絵本という作品化されているものをお話として語ってみると、絵本とどのような違いがあるのか

これらを体験してみたかったのです。あとは作者が角野栄子氏であることと、サラダが好きというのが選んだ理由ですね。

土曜日の図書館おはなし会でやってみました。子ども達は4歳~7歳、みんなよく聞いてくれました。おはなしを覚えるのも3作目、ようやく語りの場の雰囲気、語る側(私)と聞いてくれる側(子ども達)が一体となりお話を楽しむことがストーリーテリングである、ということがほんの少し分かりかけてきたような気がします。

というのも途中ちょっと詰まったりしたのですが、そっぽを向いていた男の子がこちらを向き 『それで?』 と促してくれたことで、ああやっぱりこの子は聞いてくれてるんだな、というのがしっかり分かったこと。じっと私を見て目をそらさない子が多いこと。集中している様子がよく分かりました。私も集中して物語に浸からなくては、としみじみ思ったのです。

決して上手な語り手ではない私が、語り終わった後に感じる大きな達成感、充実感はやはりお話、語りだからこそ得られるものではないかと思います。
今日のお話会ではやや長い 『まゆとおに』 も読みましたがみんなよく聞いてくれました。私が好きなお話を子ども達も好きになってくれる、というのは嬉しいことです。

あとは第2王子がもっと一緒におはなし会に来てくれて、大人しく一緒に楽しんでくれれば言うことなし…こちらはもう少し時間がかかりそうです。

大奥*よしながふみ

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江戸初期、若い男子ばかりが罹る流行病が流行し男子の人口が激減。治療法も分からぬまま80年余りが経過し男子の人口は女子の4分の1となった江戸中期。男子は生存率の低さから子種を持つ宝として大切に育てられ、女子があらゆる労働力の担い手となり家督を継ぐことなる。将軍徳川家も例外ではなく、3代将軍家光以降将軍職は女子へと引き継がれる。大奥は貴重な男子のうち美男3000人が選りすぐられ将軍に仕えるという、将軍以外の女人禁制の館となっていた。男女の立場が完全に入れ替わった男女逆転大奥を描く物語。第5回センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
(よしながふみ)1971年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。漫画家。 『月とサンダル』 でデビュー。 『西洋骨董洋菓子店』 で講談社漫画賞少女部門受賞。主な著書に 『愛すべき娘たち』 『フラワー・オブ・ライフ』 『きのう何食べた?』 など。

将軍が女性になり、美男3000人が大奥を構成する。という突拍子もない設定であるにもかかわらず、中身は濃い作品。将軍家という権力を維持するために奔走し、また翻弄される人々を描いたヒューマンドラマです。若い男性だけが罹るという不治の病、そのために男子の人口が激減、江戸時代の日本はまさに 『種の存続』 のために男子が貴重とされた、という設定そのものがまずスゴイ。

1巻は 【暴れん坊将軍】 こと吉宗の時代。質素倹約を旨とした吉宗(女性)、彼女は粗末な木綿の紬に身を包み、贅沢華美な大奥の有様を嘆きながら、なぜ大奥が作られたのかに迫ろうとします。彼女自身の慣例をことごとく否定する暴れん坊ぶりも、側近である大岡越前や加納久通(いずれも女性)の丁々発止ぶりも小気味よく、見事です。そして吉宗は大奥が作られた3代将軍家光の時代の物語を聞くことになり…。

2、3巻は家光の時代。家光までは将軍は男性だった事実!流行病で後継ぎがないまま急逝した家光の死を隠すため、春日局が将軍として据えたのが、唯一家光の血を引くまだ少女であった娘だった。というすごい物語。将軍の影武者を置き、少女に男子の格好をさせ、そこまでしてなぜ将軍家を維持しようとするのか。家とは、国とは、戦乱のない世とは何か。その維持継続のために、個人はどこまで自分を犠牲にならなくてはならないのか。

などなど、なかなか考えさせられます。何よりもこの誰も思いつきもしない 【男女逆転大奥】 というアイデアと、それを奇抜なアイデアだけにせず、男女の持つジェンダーの違いを真摯に捉えた展開が素晴らしく、目が離せない作品です。

続きが早く読みたいけど、じっくりたっぷり読みたい。そんなマンガです。

評価:(愛読者多し)

1ポンドの福音*高橋留美子

1pond.jpg畑中耕作は鳴り物入りでデビューを果たしたボクサーだが減量に対して極端に意志が弱く、毎回減量に失敗し試合結果は散々というスチャラカボクサー。ジムの会長を泣かせてばかり。修道院のシスターアンジェラに片思い中でシスターや修道院の院長らを悩ます日々。そんな畑中もボクシングを通して周囲の人々やシスターの想いを感じ成長していく。気になるシスターとの仲も進展?連載初出の1987年から約20年かけて2007年に完結。だが単行本は全4巻…。
(高橋留美子)1957年新潟県生まれ。 『うる星やつら』 で小学館漫画賞少年部門、星雲賞コミック部門、 『人魚の森』 で 星雲賞コミック部門、 『犬夜叉』 で小学館漫画賞少年部門受賞。 主な作品に 『めぞん一刻』 『らんま1/2』 など。

ドラマ化された本作 『1ポンドの福音』 。私の記憶では確か随分前のマンガだったのになんで今頃ドラマ化?と思っていたら、昨年連載が完結したそうです。全4巻だし一瞬購入するか?と迷ったのですが、某所(はどこかツッコミ不要)で読んできました。高橋留美子氏お得意のコメディですね。で結論として 『買わないで良かった…』 でございますが、初出が80年代後半ということでコメディのノリもその時代を反映しており、そういう意味では懐かしい面白さがある作品でよかったです。

ドラマだとマジメ一本やりのシスターアンジェラですが、原作では結構面白い女の子だったりします。スチャラカでどうしようもないボクサー畑中ですが、シスターだけは大好き。そんな彼を放っておけないシスター。と設定は完璧いつものパターン、めぞん一刻を思い出しました。でもこのパターンがやっぱり高橋留美子、ということでよいのではないでしょうか。

それにしてもここまで放っておいて(?)、どうして去年になって突然連載が再開し最終回描いたのかな…やっぱり出版社の要望→在庫処分!とか。

評価:(5つ満点)

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DaisyAKM/菜摘
年齢:
53歳
誕生日:
1972/02/16
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