本当に長年。この本の復刊を待ち望んでいました。
実家に本がないかどうか問い合わせたり、古書店のサイトを見たり…図書館で借りたり。でもやっぱり手許に欲しい一冊!それがついに文庫版で復刊!の情報を見てすぐその場で本屋に電話→取り置きしてもらいました。20:00過ぎにいつも突然でスミマセン本屋さん。
世界を旅してきたお父さんの冒険譚は実はラッパ話(ホラ話)なのですが、各国の文化を踏まえた物語は本当にお父さんがそこで生き生きと過ごした様子が伝わってきて、一緒に世界各国へ旅ができます。14話構成、一話が適度な長さで一話ずつの語り聞かせにも適。さらに堀内誠一氏の挿画が底本そのまま、カラー多彩!文句のつけどころのない仕上がりです。
復刊、バンザイ!
評価:(満点!)