海の底からあがってきたタコの坊や。浜辺から聞こえてくる賑やかな音に誘われて目にしたのはお祭りでした。たくさんの人でごったがえす縁日でつい夢中になってしまったタコは、迷子になってしまいます。おじいさんに帰り道をたずねると 『さかな町行き』 電車に乗りなさいと教えてくれました。 不思議な路面電車のお話。いぬいちえ 文/にしむらしげお 絵
(乾千恵)1970年大阪府生まれ。書家。90年より図書館、お寺、学校、美術館などを会場に書展と語りの場を開く。作品に 『もじと絵』 『月人石』 など。
(西村繁男)1947年高知県生まれ。中央大学、セツ・モードセミナー卒業。絵本に 『やこうれっしゃ』 『がたごとがたごと』 『絵で見る日本の歴史』 『ぼくらの地図旅行』 など。
年間定期購読のこどものともを取りに行って見つけた年少版。
『がたごとがたごと』 の西村繁男じゃないの、こりゃ買わなきゃ。と帰ってきてよく見たら、文は
『月人石』 の乾千恵だった。これも素晴らしい作品です、文よし絵よしで何だかすごーくお得な気分。
更には第2王子もすっかり気に入り、何度でも読みますますお得な気分。
西村繁男は電車が好きなのでしょうか、電車の絵本が多いですね。とぼけた感じのタコくんや人間達、タコくんが暮らす海の中の町の様子も楽しいです。第2王子も細かい描写を見つけては喜んでいます。
江ノ電を彷彿とさせる
『さかなまちいき でんしゃ』 本当に江ノ電を見たら海の中へ入っていくんじゃないかと第2王子は思うに違いありません。そのうち見せてあげたいですね。
評価:





(即買い!)
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