昨日までの暮らしが明日からも続くはずだった。それを不意に断ち切る愛する人の死。死の現実とはまだ遠い40代の男女を題材に、生と死と幸せの意味を見つめる連作短編集。『別冊文藝春秋』 掲載。
(重松清)1963年岡山県生まれ。早稲田大学卒業。出版社勤務を経て執筆活動に入る。 『エイジ』 で山本周五郎賞、『ビタミンF』 で直木賞を受賞。主な著書に 『流星ワゴン』 『ナイフ』 『送り火』 など。
(収録作品)ひこうき雲/朝日のあたる家/潮騒/ヒア・カムズ・ザ・サン/その日のまえに/その日/その日のあとで
初めてまともに読んだシゲマツだったが…正直イマイチ読み進めなかった。死に直面するには早すぎる40代の男女が主人公で連作短編、という設定はとてもいいのに、どの短編もなんとなくイマイチな印象。リズムが違うのかな、悪くはないんだけどテンポが合わないというか、優しすぎる感じ。
『その日のまえに』 と 『その日』 は泣けたけど、それでも

×3。
シゲマツ氏は優しすぎる人なんだろうなぁ。
評価:



(5つ満点)
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