
少女マンガはもう卒業したと思っていたのにまた買ってしまいました、一条ゆかり。看板作
『有閑倶楽部』 はいまだ連載中だそうです。
本作が話題を呼んでいるのはダ・ヴィンチ誌上で何度か見ましたが、ついに今月号の特集が【一条ゆかり】に。特集に組まれたからには読まなくては。と全てにおいて人の【オススメ】に弱い私は早速本作を買いに行きました。書店に1巻しかなかったのでしばらく読み返していましたが、それほど面白くない。この程度で話題作?やはりもう少女マンガは卒業か?と思っていたところ、ようやく2巻が手に入り読んでみたら。
ハマッてしまいました。面白い。
1巻は人物関係説明だけだったので特記すべき内容はないのですが、2巻からの史緒と萌、対照的な2人を巡る人間関係が実に巧妙に描かれているのです。お互いがそれぞれの才能に対して時に嫉妬し時に憎み合う、それが実に巧妙に組まれた様々な 『事件』 に沿って描かれています。いや~展開上手すぎる!!さすが少女マンガ(笑)。久しぶりに少女マンガを数回読み返してしまいました。
ところで少女マンガってやはり男性は読まないのでしょうか?やっぱり面白くないのかな。私は少年マンガからオヤジ系マンガまで面白い物についてはジャンルは問いませんが、この頃の少年マンガはギャグ走り過ぎな気がしないでもないかな。
評価:




(5つ満点)
PR