変わりたいけど変われない。いろんな自己啓発の本を読んだり意を決してインド旅行にも行ったけど、結局自分は変われないんだ。諦めかけていたある日、突然枕元に関西弁を話す謎の生物ガネーシャが現れる。自らをインドの神様と名乗るガネーシャ、その破天荒な行動に振り回されながらも 『成功する』 という夢を叶えるために、ガネーシャの出す課題に日々取り組むことになった。奇想天外な神様ガネーシャを案内人に、ドラマ形式で進む自己啓発のための小さな行動提案。
(水野敬也)1976年生まれ。慶應義塾大学卒業。『恋愛体育教師・水野愛也』 として雑誌 『KING』 『サイゾー』 などにコラムを連載、講演を行う。主な著書に 『ウケる技術』 など。
このドラマ仕立てなのが売れてる理由ですね、なるほど。TVドラマ化も決まっており、それも狙っていたとか?
多くの自己啓発本に書かれていることとほとんど変わりはないのですが、その行動規範を日々
【忘れずに】【着実に】行う、ことが何よりも大事ですね。
全部できないので印象に残ったことを書き出してみます。
その日頑張れた自分をホメる
今日もよく生きた。それだけで十分なのだがなかなかそれができず。
運が良いと口に出して言う
前はこれができていたのだが最近できてないなぁ。そう、何があってもとりあえず
『私はラッキー』 そう思わねば。
やらずに後悔していることを今日から始める
ずっとやりたいと思っていたことは、今日からやれ!そのためには
一日何かをやめてみる
いつもしている何かを
今日はやめてみる
時間が空く
前からやりたかったことができる
(私の場合)インターネット/DS/ケータイをやめる。うーんこりゃあ効果期待できそうだ!ってやめるができないから毎日だらだらと時間が過ぎてゆくのだが…。
人が欲しがっているものを先取りする
仕事でも何でも相手が喜ぶだろうということを推測し、それを
提供する
喜ばれる
評価が上がる
成功する!なるほど。
応募する
『才能を認められる』 ため応募する。自分自身を世の中にアピールする、プランをプレゼンする、資格試験を受ける。自分の才能が他人に判断される状況に置く。
これって要するに、自分から会の役職についてみるとかそういうことも含まれますね。チャレンジ、ということですな。
貢献できることを考える
それが、長続きの秘訣。なるほどなるほど。仕事でも趣味の活動でも、それが果たして誰か、どこか、世間に貢献できているか?大げさなようで実は大事な考え方。貢献って大切です。
それでも自分は変われない

という方にはとっておきの秘策が!それは
劇的に変わる方法は 『不幸』
不幸を演出しろ!とまでガネーシャは言う…じゃなくて本当は、どうしようもなく取り返しのつかないほどの事態に追い込まれたとき、実はそれが大きな転換期なのだということでしょうね。
不幸だ、と落ち込むだけではなくそれをチャンスと思い大きく方向転換しろ、ということでしょう。
不幸か…なるほどなるほど。という一冊でございます。
評価:




(5つ満点)
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