『最近誰かのことを好きになったことはありますか?人を本気で好きになることの幸せと孤独、喜びと切なさを思い出させてくれる、そんな一途な女性が主人公の物語です。』
とオンライン書店の説明文にあるが、私ならこう書く。
『自分勝手に想いを押し付ける女と、それを利用しているだけのつまらない男の物語。こんな関係を恋愛と呼ぶようなこの頃の風潮が実に嘆かわしい。しかし時代と共に恋愛の形も変わって行くものなのだろうか。』
あー嘆かわしいっ。
テルコもマモちゃんもキライ。テルコは大キライ。『いいっすよ』 なんて言葉遣いのオンナはキライ。これは愛じゃない、と私は思います。
個人主義、利己主義のただぶつかりあい、それに気付かないうちは恋愛なんてテルコもマモちゃんもできないぞ!と説教してやりたい。ホムラさんのエッセイでも読め!周りの人の優しさにもっと気付け!と言ってやりたい。
それにしても今の若者ってこういう風に自分だけの尺度で人と付き合ったりしてるのだろうか?もしかして私も?と思うと、かなりコワイ。
と思わせてくれる小説です。
評価:

(あくまでも小説は好みです)
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