主催する本の雑誌編集部によれば、書店を活気づけるお祭り的なものをやりたかったとのこと。大当たりですね。私も本屋大賞に応募するためだけに、書店でアルバイトやりたくなってきちゃいました。
今年の本屋大賞ベストテンをご参考までに記載します。
1位 恩田陸 『夜のピクニック』
2位 荻原浩 『明日の記憶』
3位 梨木香歩 『家守綺譚』
4位 絲山秋子 『袋小路の男』
5位 伊坂幸太郎 『チルドレン』
6位 角田光代 『対岸の彼女』
7位 雫井脩介 『犯人に告ぐ』
8位 飯嶋和一 『黄金旅風』
9位 三浦しをん 『私が語りはじめた彼は』
10位 市川拓司 『そのときは彼によろしく』
このあと30位まで(厳密には同点のものがいくつかあるので29位まで)には瀬尾まいこが3冊も入っているし、舞城王太郎 『好き好き大好き超愛してる。』 も入ってます。この本友人に借りっぱなし…すみません、読みます。
瀬尾まいこは私もオススメの作家です。ほのぼの調で実はシビアな現実を描いていたりして、なかなか好きな文章です。
あとは得点は低く審査の対象にはならなかったものの、書店員の熱いメッセージを獲得した本が 『発掘本』 として紹介されているのもいいですね。この雑誌を見ているだけで当分楽しめそうです。知らない本がまだまだたくさんあるものですね。
資金難、と言われていますが本屋大賞、出来る限り続けていって欲しいと応援しています。