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海辺のカフカ*村上春樹

umibe.jpg長身で寡黙、世界でいちばんタフな15歳になりたいと思っていた少年は、15歳の誕生日に家を出た。中野区に暮らす迷子ネコ探しの老人ナカタも西へと向かう。暴力と喪失の影を抜け、世界と世界が結びあうはずの場所を求めて2人は二度と戻らない旅に出た。長編書き下ろし。世界幻想文学大賞受賞。
(村上春樹)1949年京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ジャズ喫茶の経営を経て作家へ。『風の歌を聴け』 で群像新人文学賞、『羊をめぐる冒険』で野間文芸新人賞、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞、『ねじまき鳥クロニクル』で読売文学賞、『約束された場所で―underground 2』で桑原武夫学芸賞を受賞。また朝日賞、早稲田大学坪内逍遥大賞、フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、世界幻想文学大賞、エルサレム賞などの海外の文学賞を受賞。翻訳多数。

全然訳が分からない話でありました。ですが不思議なことに、普通は訳が分からない本を読了すると面白くなかった、と思うのですが、本作は訳分からないのですがすごく面白かったのです。そういう本はこのように確実に存在し、そしてそれが村上文学の魅力なのでしょうね。と少し分かったような口をきいてみたり。

『人はみな自分の図書館を生きている』 というのが本書のテーマ(と思う)。自分の図書館とは何か。生きるべき世界とは何か。そしてその世界で生き続ける使命とは、何か。カフカ少年、ナカタさん、カフカ父、ホシノ青年、佐伯さん、大島さん。それぞれの図書館は、どこに。そして私自身の図書館も、どこに。

ちょっとずつ村上春樹にはまりそうです。まだまだ著作は沢山未読がありますので、死ぬまでになんとか読了したい(笑)。

評価:(5つ満点)

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