異世界の入り口は近くにあるのか遠くにあるのか。様々な異世界を描いてきた恒川が送る短編集。
(恒川光太郎)1973年東京都生まれ。沖縄県在住。 『夜市』 で第12回日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。主な著書に 『雷の季節の終わりに』 『秋の牢獄』 『草祭』 など。
(収録作品)風を放つ/迷走のオルネラ/夜行の冬/鸚鵡幻想曲/ゴロンド
それぞれカラーが異なる短編を集めた一冊。ということでそれぞれは今回は連作にはなってないです。正直なところ印象がバラバラなのですごく良かったとは言い難いですが、『夜行の冬』 と 『鸚鵡幻想曲』 は私好みでした。
恒川ファンは必読ですが、そうではない方はあわてて読まなくてもよいです。他の著作から読んでね。
評価:



(5つ満点)
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