耳が聴こえない青森一の不良娘が筆談だけで銀座No.1ホステスになった。 難聴者としての人生や想い、家族のこと、これからの夢などを綴るほか、筆談での接客術もあわせて紹介。
(斉藤里恵)1984年青森県生まれ。病気の後遺症で1歳10ヶ月で聴力を完全に失う。銀座のクラブで人気ホステスとして活躍。著書に 『筆談ホステス67の愛言葉 青森一の不良娘が銀座の夜にはぐくんだ魔法の話術』 『筆談ホステス母になる ハワイよ61の愛言葉とともに…』 。
職場で本の話になり、本書の話が出てそう言えば話題になった時読んでみたかったけど読まなかったんですよ、と言ったら先輩が貸してくれました。ありがとうございます。
ということでさっくり読みました。こういう自身の体験談で大事なのは、いかに読者に負担をかけず自分の話を読ませるか、ですね。構成も巧くサクサクよめました、やはり構成が大事ですね。斉藤さん自身の負けん気の強さというか芯の強さが成功の一番の秘訣だったとは思いますが、大事なのは決して夢を諦めないこと、お客様の心に沿う努力を常に続けること、これに限ります。
そしてそれはどんな仕事に就いていても、当てはまることなのでした。機会がありましたらご一読を。
評価:(5つ満点)