山や水辺の風景、冬のたたずまい…。美瑛・富良野の1年を通した自然風景の変化と写真撮影のための手引きに重点を置き、朝夕の時間や平地から山岳までの高度の変化などを踏まえた風景の切り取り方を紹介した写真集。
(高橋真澄)1959年北海道生まれ。『ノースランドギャラリー』 をオープン。丘をはじめとする美瑛・富良野の風景を独自の感性で表現し続けている写真家。著書に 『静かな時間』 『いつもみたい空』 など。
私の大好きな写真集
『静かな時間』 の写真家 高橋真澄氏の美瑛・富良野ガイドが出版されました。美瑛に行く予定の私はもちろん買うしかない!高橋氏のようには行かないと思いますが、できる限り自分の目で見てきた映像をカメラに切り取って帰って来たいと思い購入しました。
しかし見てみると結構セミプロ向けの内容かも…
『夕陽を撮るにはこちらの方角から何時〜何時が最適』 など実に細かい。その時間までじっと待機せよ、ということらしいです。
同じ木や景色を題材にしても春夏秋冬でそのたたずまいが違う、という比較写真はすごく参考になりました。たとえば
【ハートの木】は桜なので春はピンク色、夏は緑、秋は黄色では樹氷の白、とその様相は全く異なります。
北海道は本当に景色が豊かな地だということを再確認させてくれる、これだけでも十分写真集として楽しめる一冊です。
評価:




(美瑛・富良野の観光ガイドとしても)
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