簡単で効果抜群の脳の大そうじ、脳にポジティブな回路を作る方法、タフな脳にする夜10時ルール。日常生活で仕事で勉強で、脳のすごい力を引き出す7つの方法を伝授。 脳科学者 茂木健一郎による翻訳と解説。
(マーシー・シャイモフ)カリフォルニア大学ロサンゼルス校で経営学修士号を取得。自己啓発セミナーを数々主催するカリスマコーチ。一流企業や大学機関で講演を行う。
(茂木健一郎)1962年東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。主な著書に 『脳と仮想』 『プロフェッショナルたちの脳活用法』 『今、ここからすべての場所へ 』 など。
アハ!でお馴染みの茂木先生の翻訳監修、友人が貸してくれました。これで私の脳もいいことだらけ…なはず!?早速行ってみよう。
まず茂木さんの前書きと原題 『Happy for No Reason』 これをこう訳したセンスに☆1ですね、この題だからこの本は売れた訳です。大きくまとめるとこの本は 【マイナス思考はどんどんプラス思考で塗り替えてしまえ】 ということを言っています。
1) マイナス思考の神経回路には【プラスの上書き】をすればいい。どんどんプラスで上書きが 『可能』 だと言い切ってくれる本書に、大変力づけられます。でもなかなかマイナス思考を手放せない時は…
2) 【ペンを落とすエクササイズ】 を実践する。ネガティブな考えはただ手放すことから始める。ペンをギュ…と握ると離れない。だが手のひらで転がすと手についているわけではない。落とすとペンは、離れる。このようにしてただネガティブな考えを手放すのだと!コレはスゴイ。
3) 【毎日いいことを見つける】 感謝の日記を書く、さらに人に話す、そしてHappyを広げてゆく。第2王子と 『今日あったいいこと報告』 をし合うことにしました。いつまで続くかな…。
4) 【その日のテーマを決めそれに感謝する】 【感謝】 とは 『幸せだから感謝するのではなく、感謝するから幸せなのだ』 とは、まさに至言!!
5) 【自分自身とよく相談する】 書き留める(→既によくしている)。本を開く(→既によくしている)。サイン(啓示)を探す…直感を大切にする。
6) 【宇宙は私の味方】 良く出てくるこの一文、宇宙=世界=神さま、と人によりそのとらえ方は様々と思うが、要するに同じことだそう。 『必ず世界は私の味方だ』 と思えることはとても勇気づけられる。
7) 【付き合いたくない人とは付き合わなくてもよい】 こう言い切ってもらえるのも大きな安心。 『ミラーニューロン』 で人は周りの人の気持ちに影響されてしまう。だから不機嫌な人、怒っている人とは見えない壁や鏡を築いてその影響を受けないようにすること、が大事だそう。
そして最も大切なことは 【人は変わるものだ】 この事実を知ること。私も、人も、変わっていくものなのだ。もちろんそれは良い方向へ向かうことが望ましいことは言うまでもなく。なかなか実用書に手が出ない私なので、こうしてオススメしてもらえるのはとても助かります。またよい本をご紹介ください。
評価:(5つ満点)