視える著者が描く幽霊・お化けの世界。彼らはどんな風に視えるのか?幽霊や土地の神さまが三巳華さんに伝えてきたこととは?かわいくって怖い、ほかに類のない実話ホラーコミックエッセイ。
(伊藤三巳華)いとうみみか。マンガ家。1977年東京都生まれ。豊富な心霊体験、『視える』 体質を活かし怪談専門誌 『幽』 『HONKOWA』 などでの実話怪談コミック執筆を中心に活躍。
私の定期購読誌ダ・ヴィンチ発信の怪談専門誌
『幽』 。メディアファクトリーが送る怖いモノ好きの皆様向けの雑誌に掲載中の本作、ちょっと見たいなと思っていたところへ貸していただきました。ありがとうございます。正直、視える…というのはものすごく怖いのですが、このみみかさんの絵は可愛らしいので大丈夫かも。と思ってました、その通りです。
すっごい怖い数々の体験なのですが、可愛い絵なので読める、というすごい作品です。やはりマンガはオリジナリティが大切、自分の
『視えるんです。』 という能力を最大に活かした作品作りは、とてもよいですね。しかも読み物としてOKな範疇の経験だけを描いています、という読者に対する思いやり溢れる注意書きもよいです!ホントはもっと怖い体験もいっぱいあるのでせう…。
登場する京極さん、面白すぎます。タダのホラー好きの変なオヤジです。私がもし視える人だったらすごく辛いと思うのですが、みみかさんはちゃんと受けとめてあげて、ほとんど毎回その霊のために尽くしてあげてます、本当にえらいわ。と思います。
評価:



(5つ満点)
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