畑を耕すわけでもナチュラルライフでもないけれど。てくてく歩けば毎日がキラキラ。田舎暮らしを選んだ早川さんの家に、週末毎に訪れる都会暮らしを選んだマユミちゃん、せっちゃん。森を歩くとそれだけで気持ちが清々しくなるのはなぜなんだろう。
(益田ミリ)1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に 『すーちゃん』 『結婚しなくていいですか。』 『上京十年』 など。
早川さん、マユミちゃん、せっちゃん。都会でOLを続ける2人は結構日常生活でイライラしていて、うんうん分かるという感じ。そのイライラを早川さんの住む田舎(森)で毎回浄化していく、というストーリー。早川さんが翻訳家として自立しており、その他にも 『生活の足し』 として家庭教師や着付けをしているところもいいですね、そう足しについて考えておくことは常に必要です、自立してる早川さんはエライ。
イライラすることは考えようだ、とも言えるけどひとところにいるとなかなかそうした考えの切り替えってできないものです。マユミちゃん、せっちゃんのように早川さんのうち(森)がある人は、羨ましいなぁ。
評価:(5つ満点)