ガッチャマンは不滅だ!
新作
『めがね』 公開直前、ということでこちら
『かもめ食堂』 の1週間だけ上映があり、やっと行って来ました。DVDで見られる映画でもやはり映画館のスクリーンで観ると格別ですね。本作は以前から観なくては、と思い続けてきた作品だったので、念願叶って嬉しいです。
群ようこ氏のノベライズ版を以前読みました。映画のために書かれた本だそうで、その原作にほぼ忠実な内容でしたが、映像ならではの表現も多くてとても良かったです。特に、かもめ食堂へ殴り込んできた?酔っ払いオバサンが、徐々に自分を取り戻しキレイになっていく様は、やはり映像だから一目で表現できた好例だと思います。
もたいまさこがやはり良かったです、女優としてその存在感ピカイチです。片桐はいりは安定してますし、小林聡美はどうしてあんなにも歳をとらない人なのでしょう?
かもめ食堂の開店当時、通りすがりのフィンランドおばちゃん達が彼女を見て
『こども食堂』 と言うのですが、確かに子どものような若々しさというか愛らしさというか、素直、という言葉がピッタリなのは、彼女がピカイチかもしれません。
かもめ食堂の3人と酔っ払いオバサンがみんなでバカンスに出かける以外、シーンはほとんどすべてがかもめ食堂の中だけです。それでもこれだけ十分な厚みの映画ができる。狭い食堂に世界の全てが詰まっている。珠玉の映画です。
またスクリーンで観たいです。
評価:





(5つ満点)
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