
劇場に観に行って良かったです。というのもうちでビデオで観ていると寝ちゃいそうだからです(爆)。駄作という意味ではなく、やはり迫力が物を言う作品だからですね。
さて舞台演出でもお馴染みのアンドリュー・ロイド・ウェーバーが演出しているこの映画。私の知っているオペラ座の怪人のストーリーとはかなり違ってましたがそれはそれでとても楽しめました。最初と最後が現在のシーンでそこをわざとモノクロにしているのも良かった。想い出の方がカラーでより鮮やかに、という雰囲気が非常によく出ていました。
主役のエミー・ブロッサム始めとする俳優陣のほとんどが吹き替えなしで歌っているというところもみどころです。素晴らしいですね。本来はファントム(怪人)の歌姫クリスティーヌへの倒錯した愛、というのがテーマだと思うのですが、今回の映画ではどちらかというと父性愛のようなものを感じます。
あとクリスティーヌは私の知る限りはもっとイヤな女だという話なのですが、この映画でのクリスティーヌは非の打ち所がないですね。努力家だし可愛いし。
映画を観た人はみんな
『ファントムの方がカッコよすぎるっ』 と言ってました。そうかも。
評価:




(5つ満点)
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