1928年ロサンゼルス。シングルマザーとして子育てをしているクリスティンの9歳の息子が失踪し5ヶ月後に発見された。だが警察が連れ帰ったのは見知らぬ少年だった。別人だと訴えるが警察は聞き入れない。なぜなのか、本当の息子はどこへ行ったのか?息子を取り戻すため7年もの間 真実を追い続け戦い続けた一人の母親の物語。ラストに訪れる驚愕の真実とは。
アンジェリーナの美しさが素晴らしい。マルコヴィッチの骨太感が素晴らしい。彼はアジア的な雰囲気があると常々私は感じているのですがいかがでしょうか。
警察の威厳にこだわる警部と息子を探し続けるMrs.コリンズ。この時代背景も興味深いです、路面電車の様子、古いフォード車、電話交換手の女性たち、そして何よりも離婚して一人で子育てをしている彼女のことを、みんなが
『Mrs.』 コリンズ、と呼ぶこと!Mrs.じゃないのに!…やっぱり、時代だ。
骨太ストーリーで飽きさせない展開。イーストウッド監督の手腕を十分に堪能できる作品です。
評価:




(5つ満点)
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